夫婦でブレずに「無理せず買える住まい」を
最後はお金の問題です。ここが一致しないと、マイホーム計画は頓挫します。一生に一度のことだから、何かを我慢してでも豪華な家を手に入れたい妻と、無理せず買える家を手に入れてゆとりのある暮らしをしたい、という夫がいたら、夫の意見を尊重すべきでしょう。家を買った後に、ローンの返済で汲々とする暮らしはナンセンスです。ゆとりある暮らしのための最大のポイントは、無理せず買える価格につきます。
そのためには、毎月のローン返済額の上限は、現在の家賃プラス毎月の貯金額が目安です。しかも毎月均等払いで、ボーナス併用払いではありません。妻が現在は働いていても、出産を機に家庭に入るのであれば、夫の収入だけで、ローン返済ができる範囲のものしか購入できません。
ここのところをまず抑えましょう。この段階で、対象となるマンションがなければ、賃貸でも良いとする判断が必要です。
<あなたにとっての「住まい」の考え方を教えてください>
「夢のマイホーム 夫婦の本音聞かせて?」(アキュラホーム)アンケートより |
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