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今回は、佐賀県をご紹介。ふうけもんの体内に組込まれたDNAを探ります。県民性からみた、あなたにピッタリの田舎暮らしを見つけてみよう。
ふうけもんたい佐賀の県民性
佐賀県人の気質は、鍋島藩時代に藩独自の「鎖国=二重鎖国」制を敷いていたため、いまだに独自の堅い倫理観が残っているようです。「武士道とは死ぬことと見つけたり」と精神論をといた葉隠(はがくれ)の本場でもあります。このため無骨一点張りの「ふうけもん(愛着を込めて呼ぶ時の言葉ですが)」と呼ばれ、頑固一徹というイメージで語られており、融通の利かないと誤解されていますが、実際は順応性があり付き合いはそれほど難しくないようです。男性は真面目に誠実に生きようとする人が多く、口下手だから愛情表現は苦手ですが、意外と情熱的。惚れると強引に口説き、良妻賢母を求め人前では亭主関白ぶる傾向があるようです。虚飾を好まず、流行に余り流されないタイプが多い。
女性は「佐賀美人」の言葉通り、目立たないが魅力的な人が多く、おとなしそうに見えても、しっかりもので極めて辛抱強いようです。北部・東部は男尊女卑の伝統が残っているところなので、軟弱な男性は気に入らないようです。いわゆる「昔風」の家を守る妻になるタイプ。北部は保守性が薄く、恋愛にもけっこう積極的。
佐賀の県民性は、あなたの田舎暮らしの候補地にピッタリですか?
◆佐賀県のプロフィール
九州の北西部に位置し、北は玄界灘、南は有明海に面しています。東京までの直線距離は約900km、大阪までは約500kmなのに対し、朝鮮半島までは約200km足らずしかありません。近世には、科学技術や医学等の近代化に大きな貢献をし、明治維新には多くの人材を輩出しました。また、伝統産業では、日本の磁器の発祥地・有田の焼物が、遠くヨーロッパにも渡り、「オールド・イマリ」として世界に名を馳せています。
佐賀県というと、どうしても地味なイメージがありますね。有田焼や吉野ヶ里遺跡といった名前は全国区ですが、それが佐賀県のものだと知っている人は少ないのではないでしょうか。しかし数年前、お笑い芸人「はなわ」が歌ったタイトルもズバリ「佐賀県」がヒット。自虐的な歌に不快感を持つも、知名度アップしたし内容が当たってるので露骨に批判することはないとか。ここもやはり佐賀の県民性の表れか。そして、小説・テレビ・映画で「佐賀のがばいばあちゃん」の大ヒット。ふうけもんはいよいよ全国区へ!
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