蛙が鳴いたら雨。夕焼けだったら晴れ

雲や風や空の色など、その土地の自然現象をもとに天候の変化を予測するのが「観天望気」。「土地の古老や漁師の天気予報はよく当たる」という、あの暮らしの知恵ですね。
テレビやウェブでチェックするのも正確だけど、田舎暮らしはやっぱりスローにいきたい。ことわざ?迷信?それでも結構。雨が降ったら濡れればいいのだ。「観天望気」で田舎ともっと友達になろう!

三味・太鼓の音が濁ると雨の兆し
実際に楽器を演奏している人には音の違いが分かるそうです。湿度の過多により微妙に寸法や性質が変わるので響きも変わるとのこと。

朝雨は女の腕まくり
「明け方の雨は間もなく止むから洗濯をしなさい」とか、「女性は腕をまくって威張っていても長く続かない」ということを、朝雨になぞらえたといわれています。特に海岸に近い地域で、風のあまり強くない時に当たるようです。これって現在なら「男の腕まくり」ですよねぇ。

写真はイメージです

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雨蛙が鳴くと雨

ご存知、観天望気の代表的予報官。薄い皮膚で湿気や気圧の兆候をいち早く感じ取って鳴くのだそうです。ある調査によると、蛙が鳴いて30時間以内に雨が降り出した割合は、50%から70%にもなるそうですぞ。

炭火のよくおこるは晴れ
高気圧の圏内に入ると湿度が低く木炭が乾燥し、一方で低気圧が近づくと湿度が高くなりこれを吸収するということ。アウトドア活動での湿度計としてご利用ください。

ネコが顔を洗うと雨
科学的根拠がないけど、これも観天望気の代表ですね。鳥取県では「ネコが上向きに転んで背中を地に擦るときは晴天」、福井県では「ネコが顔を洗い耳より上を撫でるときは翌日は晴れ」などいろいろありますが……。

ドジョウが浮きあがると晴天つづく
晴天が続く→水の動きが無くなる→水中の酸素が減少→ 酸素を求めて水面に顔を出す。童謡の「ドジョウが出てきて こんにちは 坊ちゃん一緒に遊びましょう」は、実は池に住むドジョウの酸欠状態を歌っていたのです!

写真はイメージです

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朝の雷は船乗りの警戒

朝の雷は、温暖な空気が寒冷な空気に押し上げられて発生する界雷(かいらい)であることが多く、海が荒れるので注意せよ、との福井県の漁師の伝承です。
西洋にも「Rainbow in morning - sailor take warning, rainbow at night - sailor's delight.(朝の虹は船乗りが警戒し、夕方の虹は船乗りが喜ぶ)」と。板子一枚下は地獄。船乗りの仕事にとって天気の予測は最重要課題です。

百舌鳥の高鳴き七十五日
百舌鳥(もず)は秋の初めに、縄張りを勝ち取るため鋭い挑戦的な鳴き声を発します。この高鳴きを初めて聞いてから「七十五日目に霜が降る」、これが古くからの農作業の目安です。

茶わんのご飯粒がきれいにとれると雨
湿度が低いとご飯粒が乾燥して茶碗にくっつき、高くなると乾燥せずスムーズにとれる。お茶漬けの後、茶碗が綺麗なのもこの原理ですね。

それでは、本日の夕食でご確認くださいませ。
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