犬のしっぽにはたくさんの種類があります。そのしっぽを使い、犬達はいろいろな感情を表してもいます。ここでは、そんなしっぽをテーマにしたお話をしましょう。

しっぽの役割って何?

犬のしっぽを見ているとちょこちょことよく動き、まるで別の生き物のように思えることもありますよね。短いしっぽ、長いしっぽ、その種類も様々ですが、そもそも犬のしっぽには何か意味があるのでしょうか? 

実は、彼らにとってはたいへん重要な役目をもっているのです。一つにはコミュニケーションをはかるツールとして。家族が家に帰った時、お気に入りの友達犬と会えた時、しっぽをブンブン振って嬉しさを表していますし、怖い相手やものに出会った時にはしっぽも元気がなくなり垂れ下がってしまいます。しっぽにはその時の気持ちがよく表れるのはご存知のとおり。犬達はしっぽを使って互いの気持ちを伝え合っているのです。

二つ目は体のバランスをとる舵取りの役目。走っている時などしっぽをうまく使って微妙なバランスを保つことができます。三つ目には保温効果。しっぽがない、または短い犬種ではこれにあてはまりませんが、しっぽが長くてふさふさの犬種では、冬の寒い時などしっぽで鼻先をくるっと包むことによって、体温の低下を多少防ぐこともできるでしょう。このように、しっぽは犬達にとって大事な機能を果たしているパーツなのです。

いろいろあるしっぽの種類

いろいろな形がある犬の尻尾。その代表例。

いろいろな形がある犬のしっぽ。その代表例。

さて、一口にしっぽと言っても、形状によっていろいろな種類があります。中には生まれつきしっぽがなかったり、断尾する犬種もあり、しっぽの長さもいろいろ。ちなみに犬の場合、尾椎の数は6~23個ほどあり、犬種によって差があります(「犬の用語事典」大野淳一著/誠文堂新光社より)。先端にいくほど一つ一つの長さが短くなっていき、先端は触ると尖っている様子が感じとれるはずです。

それではしっぽにはどんな種類があるのでしょうか? ここにその一部をご紹介してみましょう。