世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」の遺跡群
壁画が美しいラムセス6世の王墓。天井に描かれているのは天空の女神アトで、太陽の運行を表している ©牧哲雄
■ナイル川東岸の神殿
カルナック神殿、ハトシェプスト女王のオベリスク ©牧哲雄
- ルクソール神殿
- カルナック神殿
- 王家の谷
- 王妃の谷
- 貴族の谷
- ハトシェプスト女王葬祭殿
- ラムセウム(ラムセス2世葬祭殿)
- メディネト・ハブ(ラムセス3世葬祭殿)
- セティ1世葬祭殿
- デイル・エル=メディーナ(労働者の村)
神殿とは神を祀ったお寺のようなもので、葬祭殿とは死後の王を祀るための殿舎、○○の谷というのは地下に掘られたお墓の集合で身分ごとに場所が違った。
墓や葬祭殿はすべてナイル川の西岸にあるが、これは日が沈む西側が死者の街=ネクロポリスであると考えられていたからだ。一方、生きている人々に幸いをもたらす神殿は東岸に建築された。