神戸の観光・旅行/神戸の観光スポット

神戸の観光スポット(3ページ目)

神戸には、大阪の通天閣や京都の金閣寺のような定番の観光ポイントが、実は少ないんです。だから神戸を観光するなら、「点」よりも「面」、つまり街並みを楽しむのが正解。山の手から海の手へ、坂道をゆっくり下りながら、街並みや個性的なショップを楽しみ、カフェでお茶して、夜景を見て…そんな1日の過ごし方がおすすめです。

執筆者:中山 阿津子

活気あるチャイナタウン 「南京町」

長安門を潜り、神戸のチャイナタウン「南京町」へ

長安門を潜り、神戸のチャイナタウン「南京町」へ

「旧居留地」の西側でひときわ賑やかなのが、神戸のチャイナタウン「南京町」。石造りの長安門を潜ると、沿道には中国料理のレストランや点心の屋台、雑貨店がズラリ。チャーシューを饅頭にサンドしたチャイニーズバーガー、タピオカドリンクにフカヒレラーメン、お粥など、手軽にチャイニーズグルメが楽しめて大満足。

南京町
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1丁目-1
地図:Yahoo!地図情報

中央の南京町広場でいつも見られる行列は、豚まん(関西では「肉まん」をこう呼ぶ!)の老舗「老祥記」に並ぶ人々。普通の豚まんよりプチサイズながらも、モチモチの皮とジューシーなあんがロングセラーのヒミツ。

老祥記
住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14
TEL:078-331-7714
営業時間:10:00~18:30(売り切れ次第終了)
定休日:月曜
地図:Yahoo!地図情報

夕暮れ時~夜の南京町は、ライトアップされた楼門やストリートに吊るされたランタンが幻想的な雰囲気を醸し出し、昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気でおすすめ。毎年、春節祭(2月)や仲秋祭(9月)などのイベント時には、獅子舞などのアトラクションも登場して、多くの人で賑わいます。


 ヨーロッパ雑貨と1点レアものの宝庫「栄町・海岸通り」

「南京町」の南側は、銀行などの企業が立ち並ぶオフィス街「栄町通」。そのさらに南側は「海岸通」が東西に並走しています。このあたりは、もともと港湾関係の企業が多くあったエリア。そのため、港湾業種の名をとって地元では「乙仲通り」とも呼ばれているんですよ。耳をすませば、時折、港からボ~ッと汽笛の音が聞こえてきて、波止場町ムードも満点!

栄町・海岸通り
住所:兵庫県神戸市中央区栄町1丁目-1
地図:Yahoo!地図情報

そんな海岸通りも、近年はヨーロッパものを中心としたお洒落な輸入雑貨店、古着ブティック、パティスリーなどが並ぶファッション・ストリートに変貌。古いレトロビルの階段を上ると、そこには作家ものの雑貨を扱うショップや、ギャラリーが……! そんな新鮮な出会いと小さなサプライズに満ちたお楽しみ満載のエリアです。

中でも人気なのが、南仏プロバンスから店主が直接仕入れてくるセンスあふれるテーブルウエアや生活雑貨があふれんばかりに並ぶ「デュ・ラ・ナチュール」。地元でも、雑貨好き・フランス好きの女子たちには知られたショップです。

デュ・ラ・ナチュール
住所:兵庫県神戸市中央区栄町通2-1-1
TEL:078-393-5910
営業時間:11:00~19:30
定休日:水曜日
地図:Yahoo!地図情報

次ページでは、百万ドルの夜景のメッカをご紹介します。
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