神戸の観光・旅行/神戸の観光スポット

神戸の観光スポット(2ページ目)

神戸には、大阪の通天閣や京都の金閣寺のような定番の観光ポイントが、実は少ないんです。だから神戸を観光するなら、「点」よりも「面」、つまり街並みを楽しむのが正解。山の手から海の手へ、坂道をゆっくり下りながら、街並みや個性的なショップを楽しみ、カフェでお茶して、夜景を見て…そんな1日の過ごし方がおすすめです。

執筆者:中山 阿津子

お洒落カフェやセレクトショップ満載! 「トアウエスト」

トアウエストの風景。路地裏にいろいろなお店が密集している

トアウエストの風景。路地裏にいろいろなお店が密集している

北野からトアロードを南に下って、中山手通り、生田新道を越えると、今どきなセレクトショップやカフェなどが増えてきます。このトアロード西側の路地裏一帯は「トアウエスト」と呼ばれるエリアで、20代~30代向けのブティックや、雑貨店、カフェ、美容室などがひしめくお洒落な街並みが広がります。

トアウエスト
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通3丁目-1
地図:Yahoo!地図情報

小さな個人経営のショップがほとんどですが、“見るだけ”でも、臆せず入ってみて。お店のスタッフは気さくな人が多いので、きっと楽しい時間が過ごせるはず。エリアの中心部にある「モダナーク ファームカフェ」は、オーガニックな素材を使ったロハスなメニューが人気。同じビルにユーズドの家具やインポートウェアを扱う系列のショップもあるので、ぜひチェックを。

モダナークファームカフェ
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通3-11-15
TEL:078-391-3060
営業時間:11:30~22:00 (フードラストオーダーは21:00)
定休日:不定休
地図:Yahoo!地図情報


レトロビルが建ち並ぶ 「旧居留地」

趣きのあるレトロビルが立ち並ぶ「旧居留地」

大丸神戸店の裏側一帯には、趣きのある石造りのレトロビルが建ち並ぶ

「トアウエスト」からJRの高架を南に抜け、大丸神戸店が見えてくると、そこはもう「旧居留地」。 ここはその名のとおり、かつて外国人の居留地だった独特のムード漂うエリア。ちなみに、この旧居留地は神戸市内で唯一、住所が「ストリート名+建物番号」という欧米式の表記なっています。例えば中心部にある大丸神戸店の住所は、「神戸市中央区明石町40」。街のいたるところにブロンズ色の住所表記のモニュメントがあるので、注目してみて。

旧居留地
住所:兵庫県神戸市中央区明石町
地図:Yahoo!地図情報

 

震災で一旦閉館し、2010年3月に蘇った「オリエンタルホテル神戸」。かつてのオーセンティックな雰囲気を再現し、1階には「バーニーズニューヨーク神戸」なども併設。旧居留地の新しいランドマークになりそう。

震災で一旦閉館し、復活した「オリエンタルホテル神戸」。かつてのオーセンティックな雰囲気を再現し、1階には「バーニーズニューヨーク神戸」なども併設。旧居留地の新しいランドマーク的存在

大正時代に建てられた重厚なゴシック建築のビル、世界のハイブランドのショップ、ホテル、オフィスビル……。碁盤の目に整備された美しい街並みに、クラシカルな石造りのビルが堂々とそびえる様は、そこはかとなくニューヨーク五番街?な気分。「旧居留地38番館」「神港ビルディング」「商船三井ビル」などは、現在も店舗やオフィスとして使用されているので、エントランスや店内などに入って見学することも可能。

オリエンタルホテル神戸
住所:兵庫県神戸市中央区京町25
TEL:078-326-1500
地図:Yahoo!地図情報

 

次ページでは、チャイナタウン「南京町」、「栄町・海岸通り」をご紹介します。
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