バンクーバー/バンクーバーのお土産・観光

バンクーバー旅行のモデルコース

数あるバンクーバーの見どころの中で、押さえておきたい観光ポイントを効率よくまわるコースをご紹介します。

執筆者:下村 猛

バンクーバーの見どころをまわる1日プラン

入り江に囲まれたバンクーバーのダウンタウン。見どころはダウンタウンの外に多いundefined(C)Tourism Vancouver

入り江に囲まれたバンクーバーのダウンタウン。見どころはダウンタウンの外に多い (C)Tourism Vancouver

バンクーバーには見るべきが場所がたくさんあるのですが、ダウンタウンを中心に東西南北にポイントが点在しており、初めての旅行者にはなかなか回りづらいのが実情……。そこで、限られた時間を最大限有効に使い、できるだけ多くのポイントを見てまわるプランを考えました。なおかつ公共交通機関を使って安く、そして様々な乗り物を使う楽しみもプラス!

また、バンクーバーはカナディアンロッキーやナイアガラなどから移動の場合、お昼ごろに到着するスケジュールも多く、半日だけ自由時間があるというケースも多々あります。今回紹介するモデルコースでは、コースの中ほどで、一旦ダウンタウンの北側にあるウォーターフロントに戻ってきますので、そこで分割すれば、半日コースとしても使えますよ。

では、バンクーバー1日観光のスタートです。

※本文中の情報は2014年1月現在のものです。

出発前に

市バス、スカイトレイン、シーバスを運行するトランスリンク(Translink)の1日券(Day Pass)を買っておきましょう。町中の売店やドラッグストアなどでも販売されていますが、スカイトレインの自動券売機で購入するのが簡単。最初に乗るのが市バスであっても、同じ会社なので、スカイトレインの自動券売機の購入でOK。一旦購入すれば、バスに乗る際、乗車ドアのそばにある料金箱の横にカード読み取り機があるので、そこに差し込めば問題なし。スカイトレインやシーバスでは改札がないので、特に何もする必要はありません。料金は大人9.75カナダドル、シニア・子供7.50カナダドルで一日乗り放題。今回の1日コースでは十分に元が取れます。ただし、有効期間は購入した日の1日のみなので、前日に購入したりしないように!

トランスリンクはじめ、バンクーバーの交通については「バンクーバー市内交通・空港からのアクセス」も参考にどうぞ。

9:00  バラード駅~グランビルアイランド

町の中心にあるバンクーバー美術館とフェアモントホテルバンクーバーundefined(C)Tourism Vancouver

町の中心にあるバンクーバー美術館とフェアモントホテルバンクーバー (C)Tourism Vancouver

ダウンタウンの中心地、フェアモントホテルバンクーバーハイアットリージェンシーに近い、スカイトレインのバラード駅を起点としましょう。最初はスカイトレインではなく、市バスでグランビルアイランドを目指します。2ブロック東にあるハウストリート(Howe St.)とジョージアストリート(Georgia St.)の角にあるバス停から50番のバスに。バス停はバンクーバー美術館のすぐ横で、バスの行き先にはFales Creek S(=Southの略)と書かれています。

バスはグランビルアイランドの中までは行かず、入り口のバス停で停車します。バンクーバーの市バスのバス停には「グランビルアイランド前」 というような名前は付けられておらず、West 2nd Avenue and Anderson Street(ウェストセカンドアベニューとアンダーソンストリートの角)というような名前が付けられます。ドライバーによっては、肉声で「グランビルアイラ ンド」などと言ってくれる人もいます。バスはダウンタウンの南側の入り江フォールスクリークを橋で越えますが、グランビルアイランドは、その橋の真下に位置。バスは橋の下に回りこむように進むので、橋を見上げるような場所に来たら、そこが降りるバス停です。また、バス停の前にはスターバックスがあるので、これも目印になるはず。
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