東京都特定不妊治療費助成

自治体によって特定不妊治療の内容が異なると前述しましたが、東京都の例で見てみましょう。平成26年4月の改正後の内容です。助成内容としては、治療ステージで助成額が異なるのが東京都の特徴といえそうです。

<東京都特定不妊治療費助成>

●対象者
次のすべての要件を満たす方
・申請日現在、東京都内に住所があること(夫婦のいずれかが都外在住の場合、所得の多い方が都内であれば申請可。海外在住は対象外)
・法律上の婚姻をしている夫婦(事実婚は対象外)
・特定不妊治療(体外受精・顕微授精)以外の治療法では妊娠の見込みがないか、または極めて少ないと医師が診断
・指定医療機関で治療を受けた
・申請日の前年(1~5月の申請日は前々年)の夫婦の合算所得額が730万円未満

●助成額
平成26年4月以降は治療ステージで助成額が異なる
・治療ステージA(新鮮胚移植を実施):20万円
・治療ステージB(当初からの方針に基づく凍結胚移植を実施):25万円
・治療ステージC(以前凍結した胚を解凍し胚移植実施)・F(採卵できず中止など):7.5万円
・治療ステージD(移植のめどが立たず治療終了)・E(受精できず):15万円

●助成回数
・平成26年4月1日以降に初めて制度を利用する方
妻が39歳(※)まで:通算6回まで
妻が40歳(※)以上:年度2回(初年度3回)まで(平成28年3月末まで)
※治療開始日時点の年齢

・平成25年度までに助成を受けたことがある方
現行の制度(年度2回(通算10回)/5年度間)が平成28年3月末まで延長

●申請期限
助成対象となる治療が終了した日の属する年度末までに申請。1~3月に治療が終了した分で3月31日までに申請書等が提出できない場合は、6月30日まで申請可。ただし、この場合は翌年度分の助成対象となる

不妊治療は医療保険は入れません

余談ではありますが、不妊治療中には医療保険は入れません。治療が成功すればご出産ということにもなりますので、医療保険の加入を検討されるのであれば、治療開始前にしっかり入っておきましょう。

ゆったり気分で!

私の知り合いにも不妊治療をされているご夫婦が少なからずいます。最終的に子どもを授かった方もいれば、難航しているご夫婦も……。

不妊治療中はストレスも溜まりやすく、また思い通りに進まなかった時の失望も大きいようです。自分たちを追い込むようなことはせず、ゆったり気分で治療をするといいようですね。