市南部の見どころ、王立美術館
ルーベンスの大型作品も多数所蔵
王立美術館は堂々の貫禄
内部は大きくフランドル絵画を中心に14世紀以降の作品を集めた古典美術部門と、19世紀以降の近代作品を扱う2部構成に。初期フランドル派の巨匠で油彩技法の大成者ヤン・ファン・エイクをはじめ、ハンス・メムリンク、ブリューゲル、ジャン・フーケ、ティツィアーノ、ポール・デルヴォー、ルネ・マグリットに至るまで、ネーデルランドにゆかり深い巨匠の作品が一堂に会します。
ジャン・フーケの傑作『聖母子像』
ザウド地区はこの王立美術館を筆頭に美術館やギャラリーの多い区域。アートに興味のある人は、現代美術館のMUHKAや写真美術館なども併せての見学をお勧めします。
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■KMSK Koninklijk Museum voor Schone Kunsten
住所:Leopold De Waelplaats
TEL:+32(0)3 238 78 09
開館時間:火~土曜10:00~17:00、日曜10:00~18:00
入館料:6ユーロ、学生と60歳以上は4ユーロ、19~25歳は1ユーロ、18歳以下は無料