引越し/引越し業者の選び方

ひっこし110番に聞く! クレーム事情に異変アリ

最近のクレームをみると、ごく些細なことでも“出るところに出る”といった人が増えてきているようです。コミニュケーションという言葉はあまり通用しなくなったのでしょうか?

執筆者:All About 編集部

民間の引越し相談所である「引越し110番」(東京都千代田区)に、ここ1年間にかかってきたクレームを伺いました。“人のせい”にしがちな人の姿が浮かび上がってきそうです。

2009年度のクレームの特長

さて昨年2009年度にはどんな相談が持ちかけられたのでしょう。
トラブルの問い合わせは非常に多い

 


このように、ひっこし110番に寄せられた相談は、クレームに関する問い合わせが大半。引越し作業に関する相談をはるかにしのいでいます。

大きな荷物を運ぶ引越し、そう簡単にクレームの数が減るとも思えません。ならば、当事者間の話し合いでうまく解決できればいいのですが、最近では少額訴訟や民事一般調停(※)に持ち込まれるケースなども多発しているようです。「話し合いで解決しそうになければ、“出る所に出て”解決しよう! という人も多いです」(ひっこし110番 大森さん)

※少額訴訟とは60万円以下の金銭の支払いを求める訴えで、原則として1回の審理で判決が言い渡されます。また民事一般調停は、裁判官と調停委員が関与し、法律を基本としながらも,実情に即した解決を図る制度です(裁判所HPより抜粋)。

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