結婚式・披露宴の準備/結婚式費用の相場と予算の立て方

結婚式場キャンセル料の予備知識(4ページ目)

結婚式の予約、その時に必ず耳にするのが「キャンセル料」です。最近は、このキャンセル料のトラブルが多く聞かれます。式場を予約する前に、予備知識としてここで勉強しておきましょう。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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正しい予約のしかた

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会場側が説明を行うのはもちろんだが、自分たちでも確認をしっかりと
正式予約をする際には、以下のことに気をつけましょう。

●規約を読み、理解する
規約は式場スタッフに一通り説明してもらい、最悪説明がない場合でも必ず2人で目を通して、その内容に納得してから契約を交わしてください。

●自分の条件に合わない内容がないかを検証する
2人が式場を選ぶ際の条件、例えば「持ち込み」はその代表格です。結婚式でやりたいこと、こだわりたいことが叶わない式場では本末転倒。規約にそういった内容が書かれている場合もあるので、自分たちの条件と照らし合わせておきましょう。

●疑問点があれば質問をする
規約は理解しにくい内容も多いので、疑問があれば納得いくまで質問しましょう。申し込みの段階では、自分たちには関係ないと思ってしまう内容についても、とことん聞いておきたいものです。

実は、キャンセル料などは、結婚自体の取り消しを連想させるため、プランナーにとってもお話しにくい内容なのですが、だからといってパスしていいものではありません。ガイド自身も、お客様とのやり取りでは規約を取り交わしていますが、一通りの内容の説明を必ず行って、納得していただいた上で申込み手続きをしていただいています。

こういった冷静な判断が必要なので、即決はよほどのことがない限りお勧めしません。もし、ガイドのお客様がその場で申込みを、とおっしゃった場合は、その場で規約を説明して、失礼ながら「お申込みでよろしいですね?」と念を押したりしています。もし、自分が予約をしないで、その日時に他のお客さんが予約してしまっても、それは縁がなかったからだ、と考えるくらいの余裕を持って、しっかり検討してから手続きをしましょう。
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