結婚式・披露宴の準備/結婚式費用の相場と予算の立て方

結婚式場キャンセル料の予備知識

結婚式の予約、その時に必ず耳にするのが「キャンセル料」です。最近は、このキャンセル料のトラブルが多く聞かれます。式場を予約する前に、予備知識としてここで勉強しておきましょう。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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結婚式の予約、その時に必ず耳にするのが「キャンセル料」です。最近は、このキャンセル料のトラブルが多く聞かれます。そもそもキャンセル料ってどんなもの? トラブルにならないための注意点って? 式場を予約する前に、予備知識としてここで勉強しておきましょう。

キャンセル料ってどんなもの?

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結婚式にかかるキャンセル料って何だろう?式場見学前に頭に入れておこう
一般的に「キャンセル料」がかかる商品には、どんなものがあるでしょうか? ホテルや旅館などの宿泊予約、旅行のパッケージツアーなどは、キャンセル料がかかる商品としてよく知られていますね。

例えばホテルの予約。あなたが旅行で海の近くのラグジュアリーなホテルに泊まるとしましょう。窓から海を眺められるオーシャンビューの広めの部屋を押さえたい!という場合、早めにネットや電話で予約をしますね。

そして、万が一泊まりに行けなくなってしまった場合、日によってはキャンセル料がかかります。とあるホテルの場合は、前日は料金の20%、当日は料金の80%(全額)、そして無断で宿泊しなかった場合は料金の100%、つまり全額を支払うルールになっています。宿泊をしていないにも関わらず、20~100%のキャンセル料がかかる、これは、予約者がその部屋をキープしていたために、他の利用者を受け入れできなかったことに対する補償と言ってもいいでしょう。

キャンセル料が存在する商品は、レジでお金を払う商品とはちょっと違います。例えば、飛行機のチケットは、その場で買ってすぐに乗ることもできますが、それより前に購入することもできますね。その代わり、その便に乗らない場合も、全額または1部の料金は戻ってきません。事前にチケットを購入する、イコール、その飛行機の座席をキープし、他の人に販売しない権利を有することになるわけで、それに対して、もし利用しなかった場合も、利用した場合と同様の金額がかかるというわけです。

結婚式の予約も、こういった商品と同じです。ある日時の挙式会場や披露宴会場をキープし、その時間を勝手に他の人に販売しない権利を有するわけです。その代わり、自分の都合でキャンセルをしたいという場合は、会場側もそれまで会場をキープしておいた対価を求める、それが式場における「キャンセル料」です。
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