高額値引きは要注意!
高い値引きをされても、商品のグレードやサービスが落ちては本末転倒 |
結婚式で値引きがなされるのは、夏や冬などのオフシーズン、仏滅の日、平日など、結婚式の予約が入りにくい日というのが代表的です。また、日程が迫った日取りを利用する場合も値引き対象になることが多くなります。逆に、春や秋の土日、大安の日などは、黙っていてもお客様がいらっしゃるので、値引きをする会場はないと言っても過言ではないでしょう。
結婚式は3ヶ月前辺りから打ち合わせが始まるので、それ以前に会場の予約をする人がほとんどです。打ち合わせのスタート時期が近づくと、その日程を検討するお客様は、急に少なくなります。そのため、近々の日程については、会場側も予約をしていただけるように、少々儲けを削ってでも値引きやお安いパッケージプランを出したりするわけです。
しかし、売る側だって、ボランティアではなくビジネスですから、赤字を出してまで値引きをするなんてことはありません。高額な値引きができるということは、そもそも最初の価格設定が高いのでは?と考えることだってできます。また、商品のグレードを落としているのでは?とも考えられます。
取引業者からの仕入れ値を抑えているのか、人件費を削っているのか、やり方は会場によって異なるでしょうが、ビックリするような値引きが提示された場合、商品のグレードやサービスが落ちることがないのかを見極めてほしいものです。どんなにお安くできたとしても、想像していたよりもはるかにクオリティが低い結婚式になってしまっては、自分たちだけでなく、ゲストにまで嫌な思いをさせてしまう恐れがありますから……。