スコットランドの伝統に触れて
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国が違えば習慣も違う……時には深い悩みをMOHが解決することも |
ハンナの婚約者、コリンは、スコットランドの貴族の息子で、四季折々の別荘(といってもお城です)を持つ、ハイクラスな男性です。スコットランドといえば、スコッチやキルト、バグパイプ。特にキルトは、各家系が1つずつ決まった織り柄を持つというもの。結婚式でも、花婿はキルトスカート、花嫁はウェディングドレスに同じ織り柄のサッシュを掛けています。
ロマンティックな出会いで、高貴な身分、スポーツ万能なコリンとの結婚を、数週間で決めてしまったハンナも、厳格なしきたりや言葉の壁、伝統的な(彼女にとってはダサい?)ファッションを強いられて、結婚が決まってから浮かれ気味だったハンナも、徐々に「親友」だったトムとの楽しい毎日を思い出すのです。生涯のパートナーとしてふさわしいのは、トムかコリンか……。
人によって、何がベストなのかは違うけれど、結婚前に「本当にこの相手でいいのか?」ということを、冷静に判断する機会はとても重要だなぁと考えさせられました。トムには父親が、ハンナには母親が、真実を気付かせるのですが……結果は映画を見てのお楽しみ。
何かと悩みを抱えがちな花嫁を、気持ちの上でサポートするのも付添い人の役割。信頼できる親友の助けを借りて、楽しく結婚式の準備をしてみては? 日本の花嫁にも、ぜひ取り入れて欲しい習慣です。
『近距離恋愛』(2008年公開・アメリカ映画)
ストーリー:
トム(パトリック・デンプシー)とハンナ(ミシェル・モナハン)は、大学時代から10年来の大親友。
そんなある日、ハンナがスコットランドへ6週間の出張へ。ハンナのいない週末がトムに彼女への恋心を気付かせていく。
ようやく帰国したハンナに自分の想いを伝えようとした矢先、ハンナは突然、出張先で出会った男との婚約を報告、さらには本来親しい女性が務めるはずの花嫁付添い人(Maid of Honor)になってほしいと頼む。
トムは結婚式までの2週間、花嫁付添い人として式の準備を進める一方で、なんとか自分の気持ちを伝えようと奮闘。そして、ついにハンナの結婚式当日が訪れる……。
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 他
監督:ポール・ウェイランド
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
7月12日(土)より日比谷みゆき座ほか全国ロードショー
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