スペインでの食事と飲料水
写真のようなバルは、朝から晩まで開いているので使い勝手がよい
■朝食(7~11時半)
スペイン人は、起床後自宅ではコーヒーのみ、あとは軽くビスケットだけという人がほとんど。その後、学校や職場で午前11時頃、サンドイッチやクロワッサンなどを食べます。とはいえカフェやバルは7時や8時から開いているので、クロワッサンやマドレーヌ、ボカディージョと呼ばれるバゲットパンにハムやチーズを挟んだサンドイッチなどが食べられます。
■昼食(13~15時)
昼食の時間帯は職場や学校によって多少異なりますが、13~15時の間の1時間。したがって大抵のレストランの営業時間も同様です。スペインでは夕食ではなく昼食を1日のメインの食事として、しっかりとるのが一般的。休日はさらに遅くなり、家族や友人とうんと時間をかけてとります。
■夕食(20~23時)
夕食は21時から22時頃。レストランは20時から開いている所も多いですが、20時より早く食べたい人には少し難しいのが現状です。バルセロナやマドリッドではもっと早い時間から開いているレストランもあるようですが、やはり旅行者狙いのレストランに限られてしまいます。
そんな時に便利なのがバル。朝から夜中まで開いていて、コーヒーや酒類、サンドイッチやタパスと呼ばれる小皿のおつまみ風料理などが常時ある飲食店です。カウンターのショーケースに並ぶ作り置きのタパスを指して注文すればいいので、言葉の心配も無用です。
スペインでは、水道水が飲める地域と飲めない地域があります。例えばマドリッドやグラナダでは飲めますが、セビーリャやバルセロナでは飲めません。いずれにしても日本人には馴染みの少ない硬水なので、心配な人はペットボトルの水を購入しましょう。
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