スペインで闘牛を見よう

牛を必要以上に苦しめないよう一突きで殺すのがよい闘牛の基準

牛を必要以上に苦しめないよう一突きで殺すのがよい闘牛の基準

最近は動物保護団体のプッシュも影響して、若い世代のスペイン人ファンが激減している闘牛。実はバルセロナでも2010年7月終わりの市議会で闘牛が禁止になるか決定されます。でも、闘牛の本場アンダルシアなどでは人気闘牛士が登場する日などは大いに盛り上がります。せっかくスペインに行くなら、この地ならではの伝統の催しを見てみたいものですよね。ここでは闘牛観戦に役立つ情報を集めてみました。

闘牛の時期と日程

毎年3月15~19日に行われるバレンシアの火祭りの日に幕開けし、10月10~18日のサラゴサのピラール祭りで終了というのが闘牛の年間スケジュール。マドリッド、セビージャではこの3~10月の期間中、土曜日か日曜日に毎週闘牛は行われますが、バレンシアの火祭りの日にバレンシアで、ピラール祭りの日にサラゴサで、というように祭当日、その祭りが祝われる地域で行われる闘牛というのが、年間で最も盛り上がります。

この2つのお祭り以外でビッグイベントとして闘牛が行われるお祭りは、アステ・ナグシアという8月15日以降の最初の土曜日から9日間続くビルバオのお祭り、毎年日程が変わるフェリア・デ・アブリルというセビーリャの春祭り、7月のパンプローナの牛追い祭りなど。祭りに闘牛はつきもの!という地域は多いんです。

闘牛はどんな順序で行われる?

命をかけたプロの演技が見られたら盛大に歓声を送りたい

命をかけたプロの演技が見られたら盛大に歓声を送りたい

闘牛のハイライトは、マタドールと呼ばれる闘牛士が牛に最後のとどめを刺す場面。でもそこに至るまでの他の3人にも、それぞれ役割があるチームプレーなんです。その順番というのは、まず闘牛士見習いがピンクのマントで牛を挑発、その後ピカドールと呼ばれる闘牛士が馬にまだがったまま牛を槍で刺します。次にバンリリェーロと呼ばれる闘牛士が銛を刺し、最後にマタドール登場。この一連の流れがトータル6回、約2時間の間に繰り返されます。

闘牛観戦時の注意

服装はカジュアルで大丈夫です。素晴らしい闘牛が見られたら白いハンカチを振って健闘を称えるという習慣があるので、白いハンカチを持って行ったら他の観客と一体感が感じられて楽しいでしょう。牛は実は色盲らしいのですが、動きや光に敏感なので、フラッシュをたいての写真撮影は禁止されています。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。