結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

アラフォーの確信犯的「できたら婚」(2ページ目)

「できちゃった婚」は若者に多いイメージですが、アナウンサーの佐々木恭子さんのように大人の女性の例もないわけではありません。こうした事例はこれから増えるていくのでしょうか?

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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30代女性の結婚を後押しするもの

20代は仕事やプライベートの楽しみに時間を費やし、気がついたら30歳をとうに過ぎていたというという女性にとって、結婚を考えるひとつのきっかけとなるのが子どもです。

アラフォーの確信犯的「できたら婚」
30代になるとがぜん「出産」が気になり出してくる
出産可能年齢は昔と比べるとずいぶん高くなってきました。現在では40代で初産という女性も少なくありません。とはいうものの、体力やその後の人生設計などもろもろを考え合わせると、できれば30代のうちに出産をと考える女性は多いのではないでしょうか。

経済力のある女性にとって結婚は足かせ?

とはいうものの、いまひとつ結婚に踏み切れないというケースもままあるようです。結婚ということになれば、相手の親や親戚とも密接に付き合っていかなくてはなりません。そんな面倒くさいことを引き受けなくてはならないのであれば、恋人同士の方がラクチンでいいやと考える女性もいます。

とくに、バリバリと仕事をこなし、経済的にも恵まれている女性にこの傾向は強いようです。経済力があり、自立志向が強い女性たちにとっては、結婚は自分を守ってくれるものではなく、自由に生きていくうえでの足かせと映る面もあるようです。

半ば確信犯的な「できちゃった婚」

しかしながら、子どもがいるのであれば話は別。子どもの父親と良好な関係にあるのなら、日本では結婚して子どもを育てたほうがさまざまな面において得策です。

子どもがいない状態なら焦って結婚する必要はない。けれども、出産年齢のリミットは迫ってきます。ちゃんと妊娠できるかどうかもわからない。もし不妊ならば、早めに治療するに越したことはない…と考えていくと、避妊はせずに恋人関係を続け、妊娠したら結婚するという方法を選択することに落ち着くわけです。

もちろん、子どもが欲しいから、まずは結婚をしてと考える人も少なくはありません。おそらくそう考える人のほうが主流派でしょう。いまの30代はまだまだ「妊娠してから結婚するなんてとんでもない」という価値観の中で育ってきている人が多いからです。

しかし、「できちゃった婚」に抵抗がない世代が30代になる頃には「できたら婚」も増えていくかもしれませんね。

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