「プロポーズしてほしい・結婚したい」のサインによっては逆効果!?
結婚式でふたりで乾杯! その日を夢見て
このプロポーズ、男女のどちらからしなくてはいけないという決まりはありませんが、圧倒的に多いのは男性からのよう。そこで女性たちは「結婚したいな~」と思った時に、自分から相手に「結婚しよう」とプロポーズするのではなく、相手にプロポーズさせるように仕組むことが多いようです。
言葉、仕草、雰囲気などで、「私は結婚したい」→「プロポーズして欲しい」ということを相手にわからせるようにするわけですが、これが度が過ぎると引かれてしまい、逆効果になる恐れも……。
そこで、私の周りの男性陣に、いままでどんな「結婚したいオーラ」を感じたことがあるか、また、それについてどう思ったかなどについてリサーチしてみました。
<目次>
「仕事辞めようかな」は禁句
多かったのは、「あ~、疲れたな~、仕事辞めちゃおっかな~」というもの。要するにコレって、「あなたに永久就職したいのよっ!」という意思表示なわけですよね。「彼女、けっこういい会社に勤めてたんで、辞めたっていまよりいい会社見つかるとは限らないよ、とまともに返したら、かなり機嫌を損ねられました」という鈍感A君(28歳)。彼女の意図にあとになって気付いたというA君、「いまどき結婚=永久就職ってことはないでしょう。結婚してラクしようっていうのがミエミエで、その発言以来、彼女を見る目がちょっと変わったのは事実」。彼女との結婚を考えないわけではなかったけれど、その発言が微妙なわだかまりとなって、結局別れてしまったといいます。
A君の言う通り、確かに結婚=男性が女性を養うことではないわけですから、男女平等意識の強い男性ほどこのセリフには抵抗を感じるかもしれません。それに、プロポーズをさせるためのひとつの方策としてこのセリフが出たのならまだしも、本当に「いまの仕事が嫌だから、結婚でもして辞めたい」と考えているのなら、かなり問題あり。
現状からの逃避先として結婚を選択すると、結婚後に何かうまくいかないことが起こった場合、「こんなはずじゃなかった」と思いがち。結婚と仕事は切り離して考えましょうね。
彼氏との赤ちゃんが欲しいとそのまま伝えるのはストレート過ぎ
結婚ではなくてその先にある赤ちゃんへと言及してくる方法もあるようです。30歳のBさんは2歳年上の彼女と付き合っている時に、公園で遊んでいる子供を見ながら彼女にボソリと「子どもっていいよね。私も赤ちゃん欲しいな~」と言われたそう。「ふたりともいい年だから、結婚を考えてもおかしくはなかったのですが、このセリフが出たのが付き合ってまだ1カ月くらいの時でしたから……。もうそこまで考えてるのかよっ!?と、ちょっと恐ろしくなって」、3カ月で自然消滅してしまったそう。まあ、自然消滅というよりは、彼のさりげない(?)フェードアウトってところなんでしょうか。
この場合、敗因はまだ交際が浅い時にこのセリフを言ってしまったということ。また、相手の男性があまり子ども好きでない場合も、このセリフは逆効果になるようです。
これをさらに突き進んでいったところに、「子どもできちゃった!」というセリフがあります。これ、男性の本気度を推し量るという側面を持っていますが(「おろしてくれ!」「ホントに俺の子?」なんて言われた日には、即別れたほうがいいでしょうね)、ウソがばれた時にはだいたいうまくいかなくなるようなので、使わないほうが無難でしょう。
ゼクシィ、ブライダルフェアなどは慎重に
幸せの扉を開けるその日はいつやって来るの?
「彼女の家に遊びに行ったら、テーブルの上に『ゼクシィ』がドーンと置いてあった。僕はさりげなくテーブルから下ろしたのに、彼女がわざわざ持ってきてページを開き、ほら、ここ素敵じゃない? なんてホテルの情報を見せるんですよ。あれはヤバかった」と27歳のC君。
ヤバイってなにがヤバいんでしょうね。という突っ込みはさておいて、『ゼクシィ』はけっこうこういう使い方をされるケースが多いようです。ハイ。それでうまくいくのであれば良いのですが、現実はそうはいかないようで……。
このC君の彼女、さらに行動がエスカレート。デートの時に「今日の行き先は私に任せて」というので、一緒について行ったところ、着いたところはホテルのブライダルフェアの会場だったとか。
「周りはみんな結婚する気満々のカップルばかりだし、彼女はウエディングドレスなんか試着して目がハートになっているし……」。あまりの彼女の暴走ぶりに、それまでのらりくらりとかわしていたC君もここまでと観念し、きっぱり別れてしまったとか。あまり先走りすぎるのも考えもののようです。
外堀を埋める作戦は得策ではない
第三者から結婚の良さをアピールさせるという手も多く使われているようです。「彼女の友人夫妻とのダブルデートをセッティングされました。そこで、結婚がいかにいいものかを力説され、揚げ句の果てにはあなたたちももうすぐなんでしょ?と……。彼女もにこにこ笑って聞いてるし、おまえらグルだな!と思いましたよ」と32歳のDさん。
ダブルデート自体は別にイヤではなかったようですが、「他人まで巻き込んで結婚を迫ってくるところがイヤだった」とのこと。まあ、なんとなくDさんの言い分にはうなずける感じはしますけれどね。
また、いきなり親や兄弟姉妹に会わされたという人も。「ドライブデートの途中、ちょっと行きたいところあるからといわれ、彼女の案内のまま車を走らせると、なんとそこは彼女の実家。彼女の親と妹と対面させられ、ご飯までご馳走になってしまった。彼女の家族はふたりはもう結婚するんでしょみたいな雰囲気になっていて、ちょっと待ってくれよ~って感じでしたね」と、冷や汗ものの体験を話してくれたのは28歳のE君。
その彼女とはおつき合いは続いているものの、日増しに強くなる「結婚したい」オーラに最近はちょっと辟易気味とか。「結婚は考えないわけではないですが、あまり性急に詰められてもね。もうちょっとひとりでいたい気持ちもあるし、自分的にはまだ機が熟してないって感じなんですよ」とのこと。このセリフ、彼女が聞いたら激怒しそうな気もしますが……。
結婚したい気持ちを一方的に押し付けないのが大切
男性陣の話を聞いていると、自分勝手に「結婚したい」という気持ちを押し付けられると、ちょっと引いてしまう傾向にあるようです。じわりじわりと「結婚包囲網」を敷かれるのが、男性が最も嫌がるケースといえそう。「私は結婚したいと思っているんだけど、あなたはどう思っている?」というような、相手の気持ちを思いやるような打診方法なら、男性の感じ方も違うようです。
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