焼酎/焼酎ランキング

「本格米焼酎」ベスト5!(2ページ目)

本格焼酎のなかでも飲みやすさで人気の米焼酎。原料や製造法にこだわった米焼酎や、じわじわ人気の個性派の伝統米焼酎などの5銘柄をランキング形式でご紹介します!

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

2位:吟香 鳥飼

吟香 鳥飼
 

まさに、焼酎の概念を越えた焼酎。蜜の詰まったリンゴや熟した白桃、バナナやメロンのような華やかなフルーツの香りがかなり印象的。しかし、味わいはドライでシャープで切れがいい。まさに吟醸酒を焼酎にした味わいだ。もちろん、日本酒の残りで造っているわけではない。10年以上の試行錯誤によって生み出された製法で、清酒用の高級酒米「山田錦」と「五百万石」を吟醸酒なみに磨き、吟醸麹(黄麹)と自家培養の吟醸酵母による丁寧な造りのあと、減圧蒸留を行う。

創業は江戸期と古い鳥飼酒造場は、150ヘクタールの森に囲まれた蒸留所。まるでスコットランドのような環境で、吟醸の香り豊かな米焼酎を生み出している。1996年にはモンドセレクション特別金賞受賞。

<DATA>
720ml 1,800円

株式会社鳥飼酒造
住所:熊本県人吉市七日町2
電話:0996-22-3303


1位:豊永蔵


豊永蔵
 

四方を囲む九州山地、急流球磨川の清流、肥沃な大地にたわわに実る米。この風土と土地の人々が、日本が世界に誇る伝統米焼酎を脈々と造り続けている。

創業明治27年(1894年)の豊永酒造は、風土と人がいいワインを造るというワイン世界の概念「テロワール」を米焼酎にも取り入れる。自然の恵は自然のままに受け入れ酒造りに生かすという考え。1986年からオーガニック農法の米を使用し、無農薬・無化学肥料の農法を行っており、2001年オーガニック認証制度の開始とともに認証。月の満ち欠けや自然の変化とともに行う農法で、まさにビオ・ディナミ農法で原料造りをしている。

また、すべて手造りゆえに、造り手の熟練の技と感性が必須。減圧蒸留で生まれる「豊永蔵」は、とにかく清らか。一口含めば身体の細胞に清水が染み込むよこの絶妙なバランスが人気の秘密だ。魚料理から鶏肉など、繊細な旨味のあるつまみと一緒に。常圧タイプやシェリー樽熟成の「完がこい」も人気。

<DATA>
1800ml   3,132円(税込)
720ml    1,566円(税込)

合名会社豊永酒造
住所:熊本県球磨郡湯前町老神1873
電話:0966-43-2008


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