「久保田」(新潟)銘柄ランキング!

1830年の朝日酒造創業当時の屋号「久保田屋」を冠した大人気の日本酒「久保田」。1985年の発売以来衰えない人気は日本酒ファンでなくとも(←ここがすごい)知られるところ。日本酒のイメージを変えたといわれる淡麗辛口の代表選手だが、製造法の違いや発売時期の違いなどで、数種の銘柄に分かれている。さて、その味わいや楽しみ方はどう違うのだろう。ランキングでご紹介しよう。

5位:久保田 百寿(ひゃくじゅ)本醸造

久保田 百寿
久保田 百寿
久保田でこの価格・・・というだけで、まず人気。ワイン好きの方に説明するならシャトー・マルゴーが「萬寿」だとすれば、ACマルゴーが「百寿」というところか。基本、淡麗辛口ではあるが、後味にはやや甘みも。燗にすると甘みもピリッと引き締まった辛みも感じられる。ただ、すがすがしい香味はさすが。ネームバリューとコストパフォーマンスからすれば、満足だろう。アルコール15度。

<DATA>
720ml:934円
1800ml:2026円

4位:久保田 千寿(せんじゅ)特別本醸造

久保田 千寿
久保田 千寿
久保田ラインナップの中では人気のクラス。酒屋でも居酒屋でも一番見かけるのがこの「千寿」だろう。特別本醸造だが、吟醸造りで、りんごや白桃、果物のキャンディーのような香りが印象的。味わいはひっかかりがなくスムーズで、とにかく「飲み安い」と形容される代表酒のようだ。冷やでもお燗でもよく、提供側から見ても扱いやすい。ただ、早めに消費したい。日本酒のコク・ボディーを好む人には幾分物足りないか。食事の前半部分におすすめしたい。アルコール15度。

<DATA>
720ml:1092円
1800ml:2446円

3位:久保田 紅寿(こうじゅ)特別純米酒

久保田 紅寿
久保田 紅寿
久保田のラインナップのなかでは比較的見かけにくい「紅寿」。存在を知らない人もいるかも。が、日本酒好きには好まれる特別純米。あられやおかき、餅、上新粉のような米そのもののピュアな芳香。とてもやさしく膨らみのある印象。味わいも米そのものの旨味が感じられる。冷酒もいいが、ヌル燗にするとふくらみが増し、甘味もドライさも両方が際立ちおもしろい。白身魚の淡白な旨味を引き出してくれる。飽きの来ないタイプ。繊細さも持ち合わせているのでお燗でも薄手の磁器をおすすめしたい。アルコール15度。あまり見かけないのが残念。

<DATA>
720ml:1512円
1800ml:3339円


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