コシヒカリ、水、酵母と福井産が3拍子揃った
“ピュア福井産”の清酒誕生

シンプルなラベルからイメージするとおり、爽快で優しい味わいのコシヒカリ酒「岡の泉」
先日我が家に届いた4合ビン。
開けてみると、わがふるさと福井県のコシヒカリと地元の水で仕込まれた清酒『新酒生原酒 岡保こしひかり純米吟醸 岡の泉』であった。

とうとう出来たか・・・。
私と同じ福井生まれの米と水で造られたお酒だ。感慨もひとしお。
もちろん、福井の米と水で造られた清酒は多い。だけど、「コシヒカリ」で仕込まれた清酒と言うところが、なんともうれしいのだ。

あまり知られていないけれど、実は人気米「コシヒカリ」の誕生の地は福井県。それも、この清酒が出来た岡保地区にある福井県農業試験場でのことだ。もう、まさに、ピンポイントでコシヒカリの出生地である。
ここで生まれた「コシヒカリ」は、福井に根付き、新潟に渡り飛躍的に発展し、今に至るのだ。新潟さん、ありがとう。

コシヒカリのご飯のおいしさは万人の知るところだけど、酒造好適米ではなく清酒には向いていない。今回酒造りを担った舟木酒造の杜氏さんも「麹が作りにくく、糖化もしにくい。発酵の進み具合も遅く心配だった」とおっしゃる。

とはいえ、他県でこのコシヒカリを使った清酒はちらほら発売されている。やはり、うまい米からはうまい酒が出来るに違いないという、わかっちゃいるけど、なんとなく日本人なら信じたい部分・・・が、あるんですよねぇ。
全国のコシヒカリの酒を実際に飲んでみると、酒造好適米のようなコクや骨格はないけれど、やさしくふんわりとしたなめらかな味わいで、まずまず満足するものが出来ることが最近わかってきている。

で、「岡の泉」。
ポイントは、とにかく、コシヒカリ発祥の地で生まれたコシヒカリを100%使用しているうえに、同じ土地の名水「岡の泉」で醸されていることが重要。この名水、戦国大名朝倉氏ゆかりの名水で、調査によれば酒造りにはぴったりの水質とのこと。まさに天の恵み!

さらに酵母は、福井県産「ふくいうらら酵母」を使用。ということで、福井産が3拍子揃った、まさに“福井県産ピュア100%”な清酒となったわけだ。

仕込みは、福井市大和田町の前出の「舟木酒造」。 越前の地酒『北の庄』で知られる、江戸末期の慶応二年から続く老舗メーカーだ。
この春の仕込みは、4合ビンで800本。うう~ん、まさに、夢の結晶の800本である。

名水「岡の泉」のまえで。(岡保まちづくり委員会ホームページより)

仕込み前の会議風景(岡保まちづくり委員会ホームページより)

舟木酒造の協力のもと、仕込が始まった。(岡保まちづくり委員会ホームページより)



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