日本酒/おいしい日本酒が飲める店

龍馬が愛した軍鶏鍋と司牡丹を飲める店(2ページ目)

今もなお愛され続ける歴史上の人物と言えば、そう、坂本龍馬。この龍馬さんが愛した「軍鶏鍋」と高知の名酒「司牡丹」が楽しめる店「夢酒 知花」を紹介しよう。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

だれか今の世の中、龍馬さんみたいに「せんたく」してくれ~

で、お酒。この「知花」は、全国の人気清酒に焼酎・泡盛、ワイン、ビール、カクテルとなんでも揃う店だけど、『龍馬が愛した軍鶏鍋』には、そりゃもう、土佐の清酒をあわせなくてどうする……である。

中身は純米酒。日本酒度は+8だ。1800ml 2,500円。720ml 1,250円。
龍馬さんとも親交があったという「司牡丹酒造」。これでキマリだろう。

銘柄は、その名も『龍馬からの伝言シリーズ・日本を今一度せんたくいたし申候』

はい、これ、銘柄の名前。
8年前に発売され、今年龍馬人気を機にリニューアル発売された龍馬シリーズの一本で、中身は超辛口純米酒。この銘柄名は、国の重要文化財になっている龍馬さんが書いた130通の手紙から抜粋した一文である。いい箇所を銘柄名にしたよね。

味わいは、一口目はなめらかでとろりとした旨味を感じるが、中盤から後味にかけては口の中が引き締まるようなきりっとした辛口で後味もすっきり。お燗にもよく合うタイプで、とっくり(150ml)900円。武士道ぐい飲み(100ml)600円。

 

 
夢酒グループオリジナルの「武士道ぐい飲み」。お燗が旨いっ。Yes, we 燗!


もう一つは、同じく司牡丹酒造の『坂竜飛騰(ばんりゅうひとう)』。歴史の波の中に坂本龍馬が飛び立っていく姿を表わした有名な言葉で、土佐勤皇党幡多地方の首領、樋口真吉が日記に残したものだとか。中身は、すっきり軽やかに楽しめる本醸造酒。飽きない味わいで、とっくり750円、ぐい飲み500円とお手ごろ価格だ。

小売金額も、720mlが980円、1800mlが1,900円と驚きの価格だ。

さらに、龍馬詠草の句『世の人は我れをなにとも言はば言へ 我が成すことは我れのみぞ知る』を元に名づけた「龍馬からの伝言・我が成すことは我れのみぞ知る」(本格麦焼酎5年熟成古酒)も揃う。日本酒のあとには、まろみのある本格麦焼酎というのも乙なものだ。
本格麦焼酎 5年熟成古酒。1800ml 1,932円。720ml 1,050円。


→軍鶏鍋のシメにはこれだ!

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