優しい味わいのチーズと日本酒の相性は?
弾力性と癖のなさで、ちょっと見、プロセスチーズかと思われそうなのが、セミハードタイプのチーズ。日本人にとっては最もチーズらしいチーズといわれているものだ。今回は「サンネクテール・レティエ」を使用。優しい味わいでまろやかなのが特徴。レティエとは工場製のことで、農家製のものよりさらに食べやすいもの。やや熟成の仕方に難あり・・・と思われたが、面白い結果となった。
日本酒&チーズ相性研究会の詳細は次のとおり。
開催日は、2006年12月23日(土)。
会場は、日本橋馬喰町「岡永倶楽部」
メンバーは、ワイン・日本酒・チーズのプロフェッショナルと愛好家の方々16名。(うち男性6名女性10名)。
【チーズ】今回は基本的な7タイプの輸入ナチュラルチーズを用意。
(1)フレッシュ・・・・・・・モッツアレラ(牛乳)
(2)白カビ・・・・・・・・・カマンベール・ドゥ・ノルマンディー
(3)シェーブル(山羊乳)・・サントモール・ドゥ・トゥーレーヌ
(4)ウォッシュ・・・・・・・エポワス
(5)青カビ・・・・・・・・・ロックフォール
(6)セミハード・・・・・・・サンネクテール・レティエ(工場製)
(7)ハード・・・・・・・・・コンテ(16ヶ月熟成)
★今回のチーズはすべて「フェルミエ」より購入。
【日本酒】
(1)発泡性(爽やか)・・・月の桂・発泡純米「吃驚仰天」(びっくりぎょうてん)
(2)大吟醸(華やか)・・・司牡丹「雫酒」純米大吟醸
(3)生 酒(軽やか)・・・一ノ蔵・本醸造生酒「ひゃっこい」
(4)純米酒(旨味)・・・・大七・純米生もと「CLASSIC」(クラシック)
(5)古 酒(熟成)・・・・達磨正宗・十年古酒
★今回の日本酒は「日本名門酒会」よりご協賛。
7種類のチーズを軸に、5種類の日本酒を飲み比べ、相性の良し悪しを見るスタイルで行った。コメントは7×5で35枠というハードなものとなった。
→今回は「サンネクテール」。次のページでテイスティング結果を発表!