カップ酒でも本格派。開春の「ひやおろし」


ひやおろしの文字が燦然と輝いている!
カップ酒については、じっくりリポートしようと思っているのだけど、いや~、まさか、カップ酒で『ひやおろし』があるとはおもわなんだ。造り手は島根の若林酒造。銘柄は『開春 純米超辛口』。180mlで294円。

輝きのあるグリーンのラベルがはっと目を引く。さらに「ひやおろし」の張り紙が、なんとも季節感がありいい風情。カップ酒とはいえ、凝ったデザインや女の子好みのラベルのカップ酒が増えてきたが、これは「むむむ、本物志向の趣じゃの~」と思わず手が出てしまった。
味わいは、すっきり洗練された辛口のうえ、やさしいまろみとコクが心地いい。ひやおろしとしてはやや軽めか。飲み飽きしないタイプだろう。だけど、カップ酒なので180mlの1合飲みきり。しまった、もう一個買っておくのだった・・・。

だけど、何個も買うんだったら、ボトル買ったほうがお徳になっちゃうしなぁ。ということでネットであれこれ探してみました。すると、おやおや1800mlしかないようだぞ。ちなみにお値段は1800mlで2,580円(2,993円というのもあった)。フムフム、家庭で飲むレベルなら一升瓶はやはり多い。ならばカップ酒のひやおろしは、使い勝手のいいサイズといえるな。

純米超辛口・ひやおろし 一升瓶

カップ酒は、そのまま冷やしてもいいし、蓋を開けて湯煎すれば、徳利などに入れ替えなくてもそのままお燗にもできる。
話題のカップ酒、意外に本格派のものがあるから、チェックしてみては。
今回の購入は味のマチダヤさんだ。

ちなみに、今出盛りのひやおろし、ひと夏熟成しているので、まろみとコクが大きな魅力になる。相性のいいお料理やおつまみは、脂ののった魚や旨味がぎゅっと詰まった珍味類、ハードタイプのチーズ等もおすすめだが、この開春カップひやおろしは、白身魚のお刺身や光り物の酢じめなどがいい。ドライな風味が魚の甘さを引き出してくれる。


カップ酒がうれしいのは簡単おつまみでもOKのところ。
え? カップ酒でそんな気の利いたおつまみは用意できないって? なるほど、それもそうですな。ならば、6Pチーズにロースハムなんていかが。本格ナチュラルチーズではなく、お手軽なプロセスチーズ。最近カマンベール風味なんていうのもあるからね。これに薄切りロースハムをくるっと巻いてかぷっとやってみよう。チーズのコクとハムの旨味が、軽め仕上がりの開春ひやおろしには意外にしっくりくるはず。もう少し手を加えるなら紫蘇の葉を一緒に巻いてもいい。紫蘇の香りが爽やかで開春の辛口を引き立ててくれる。お試しあれ。



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