色は極上のコニャック、味わいはアモンティヤードの如し
無事デキャンタージュ終わり。下のほうは滓で濁りがある。(=左) 上澄みと底(そこ)ではこんなに差が。(=右) |
正直「美味しい」と思いました。
熟成した日本酒、立派に美味しいです。
皆さん結構あたふた・・・。(=左) ラべルも本当にスイートだ。(=右) |
うち10本は広島の酒類総合研究所に。
7本は、なんと、年内に市場に売りに出されるのだとか。この複雑高貴でロマンティックなヴィンテージ日本酒、一体いくらになるのやら・・・。
さらにこの『スヰートピー』の登場が、熟成酒の人気に火をつけてくれるといいのだが・・・。
熟成研究会にはおすすめの熟成銘柄がたくさん
ボトルの口には、この蓋のようなお猪口のようなものがついている。(=左) 熟成日本酒には熟成したチーズもピッタリ。これはパルメジアーノ・レッジャーノ。(=右) |
岩手「南部美人」の『All Koji 2005』(500ml 1,400円)はたっぷりとしたコクと品を兼ね添えこれからの成長が楽しみだし、洞窟熟成で知られる栃木「東力士」の『大吟醸 秘蔵10年古酒』(300ml 3,000円)はフレッシュささえ感じられる逸品。
利守酒造『酒一筋 純米熟成1998年』 |
バカラの(バカラ風でも良しとしようか)カットグラスにそそげば、トパーズのようなきらめきを楽しめる。大ぶりの氷をひとつ入れ、涼しげな音も味わおう。土用の丑の日にあやかって鰻の骨せんべいなどをつまみにするのもいいかも。
ワインではどうも緊張してしまう“ヴィンテージ”も、日本のお酒だと親近感がある。80年とはいわないが、貯蔵年数や造った年が書き込まれた熟成清酒をもっと身近に感じてみることを、これからの日本酒の楽しみの一つにくわえたいものであるな。
懇親会にはたくさんの蔵元さんが。 |
■利守酒造株式会社 0869-57-3117
岡山県赤磐市西軽部762-1
・酒一筋 純米熟成酒1998年 500ml 1,260円
300ml 840円