清酒蔵の造りから生まれた「さけ」焼酎

『源粒』見よ!この目立つ朱色のラベル!しかし味わいは繊細だ
福島県郡山に月一で通っている。
行くたびに福島にはいい清酒が目白押しということに気がつく。で、翌日朝から仕事があるのに、どうしても誘惑に負けて飲みすぎてしまう。
翌日楽なのは焼酎だ!
な~んて、焼酎ブームに拍車をかける魔法の一言で、次は焼酎にしようかなどと思ったりするのだが、東北で芋でもないなぁと考えていたところ、ありましたありましたこの地にピッタリの焼酎が。

米焼酎でも粕取り焼酎でもない「さけ焼酎」として産み出されたのが、笹の川酒造『源粒』。明和二年(1765年)創業以来清酒一筋のこの蔵が「清酒蔵が造る焼酎とは」というテーマを念頭に造った日本酒蒸留酒である。
清酒と同じ三段仕込みをおこない、黒麹や白麹ではない、清酒ならではの黄麹菌を使用。減圧蒸留ですっきり感をだした。

ほんのりと香る吟醸香に、柔らかな甘味をともなった繊細な味わい。後味に清酒独特の旨味のようなニュアンスがふうわりとひろがり、あ、お酒だ、と思わせてくれる。これが黄麹の影響なのかな・・・。


焼酎の緑茶割りが、これまたうまい

華やかなイメージの『吟粒』
ちなみに、同社同シリーズにはより華やかな酒焼酎『吟粒』もあり、こちらのほうがよりフルーティーな吟醸感を味わえる。こちらが吟醸酒なら『源粒』は純米酒のイメージだろうか。

最近ハマッている濃い目に入れた緑茶で割る「お濃茶割り」で、まずは一杯。おつまみには、日本の代表的なお手頃夏野菜、きゅうりを浅漬けにして七味をぱらっとかけたもの。きりっと冷えたきゅうりをカリカリッとやれば、一日の暑さも吹き飛ぶってものです。緑茶のビタミンときゅうりの利尿作用、唐辛子の脂肪代謝効果で、しっかり夏を乗り切れること受け合いだ。

あ、また焼酎ブームに拍車をかけるコメントをしてしまった。
ま、「焼酎」は夏の季語でもあるし・・・、ブームを機に美味しい商品が生まれるのはうれしいことだ、ということで今はひとまずこの波に乗ってゆこうじゃないか。



■笹の川酒造株式会社 024-945-0261
   福島県郡山市笹川1-178

   蔵元焼酎 源粒  720mL 1,365円
   蔵元焼酎 吟粒  720mL 1,890円




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