お子さんに小さなころから英語を身近なものにと考えていらっしゃる方は多いと思います。日本語の場合も、絵本の読み聞かせがあるように、英語に関しても絵本の読み聞かせが効果的な方法と言えます。
でも、お子さんによっては、英語絵本は、とっつきにくいというお子さんもいらっしゃるでしょう。そこで、英語絵本にスムーズに入っていける方法をご紹介します。
それは、英語絵本を読む前にその絵本の日本語訳の絵本を読んでみることです。日本語版でその絵本に親しみ、ストーリーをよく理解した上で、英語絵本を手にしてみてください。
海外の絵本が日本語に訳されているものは、いろいろありますが、オススメの絵本をいくつかご紹介しましょう。
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The Very Hungry Caterpillar
Eric Carle (著)
Philomel Books
はらぺこあおむし
エリック=カール(著)
もり ひさし(訳)
偕成社
あおむしが蝶になるまでのお話ですが、月曜日から日曜日まで順番に食べたものの数がふえていくところが、とてもうまく工夫されています。また、絵もカラフルでインパクトがあり、あおむしが食べた食べ物の絵には、ちゃんと丸い穴があけてあり、遊び心がたっぷりの絵本です。
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Papa, Please Get the Moon for Me
Eric Carle (著)
Simon & Schuster (Juv)
パパ、お月さまとって!
エリック=カール(著)
もり ひさし(訳)
偕成社
「お月さまをとって!」という娘のために、おとうさんが長いはしごをかけて月をとりにいく愛情いっぱいのお話です。文章にリズムがあり、絵本にしかけもあり、親子で楽しめます。