● 上野緑子が思う、母の好きなところ
とにかく明るいところ。母がいるだけで、家の中が明るくなりました。そして、父ととても仲がよかったので、見ていてもほほえましく、小さなころから大きな安心感を持つことができたと思います。
そして、ポジティブ志向。現在、父と2人暮らしですが、「とっても幸せ。しあわせすぎー。」とか言っています。(笑)自分は幸せだと思えることが一番幸せなことだと思います。
また、どんなことにも、まじめに取り組み、ベストを尽くすところを見て育ったので、私もそうありたいと努力するようになりました。
● 上野緑子の子育てのこだわり
家族で動物園 (娘2歳7ヶ月 息子7ヶ月) |
1つは、「ほめて育てる」です。1日に何回ほめているでしょうか。他人に聞かれると、笑われるような内容だと思いますが、とてかく、ほめています。子ども達は、ほめられることにより、自分に自信を持ち、より努力しようとする姿が見受けられます。
2つ目は、「おかあさん、あなたのこと大好きよ。」と口にすることです。心で通じ合っているとは言っても、やはり、言葉にしたほうが分かりやすいのです。1日に何回言うでしょか。子ども達が小さなころは、「おかあさん、○○ちゃんのこと大好きだよー。」と言うと、「私もだーい好き!」とか「僕のほうがお母さんのこと大好きなんだから!」とか言ってくれていたのですが、今では、「おかあさん、○○ちゃんのこと、大好きよ。」と言うと、「どうも。」と、返されることが多くなりましたが、成長した証拠かなと思い、懲りずに「大好き!」を連発しています。今でも、やはり、子ども達はうれしそうに微笑んでくれますから。
おかあさんがお料理しているところ (長女 年中) |
また、子どもに言い聞かせるときには、手をしっかり握って言い聞かせていました。「言葉では、あなたのことを注意しているけれど、あなたが嫌いで叱っているのではないのよ。あなたのためにお話しているのよ。」ということを分かってもらうためです。それに、私の口から出た言葉が、単に子どもの耳に入るだけでなく、つながった手を通して心から心へ伝わる気がしたからです。
そして、子どもから話を聞き出したいときも、しっかりと手を握って、話を聞くようにしていました。そうすると、話しにくいことも、ポツリポツリと話してくれました。
● 子どもに聞いた、おかあさんの好きなところとやめてほしいこと
おかあさんがパソコンでお仕事しているところ (長男 年中) |
好きなところは「どんなこともあきらめないところと、どんなこともベストを尽くすところ。そしておもしろいところ。」
やめてほしいのは「どんなこともベストを尽くそうと頑張り過ぎて、からだを壊してしまうときがあること。もっといい加減にすればいいと思うけど。」
【長男】
好きなところは「やさしくて、なんでも一生懸命にやるところ。」
やめてほしいことは、「長電話」と言われてしまいました。(笑)
●上野緑子の思う、理想の母親像
子どもが、うれしいことだけではなく、辛いこと、悲しいこと、恥ずかしかったことなど、どんなことでも打ち明けてくれて、一緒に気持ちを分かち合える母親。そして、悩み事を相談されたときに、どんと大きな心で受け止めることができ、的確なアドバイスができる母親。そんな母親になりたいと思います。
【関連サイト】
「おとうさん×おとうさん」
「おかあさんの絵本」
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