冷製:野菜のオリーブオイル煮
野菜や豆類を多めのオリーブオイル、トマト、レモン汁、ハーブなどをいれて柔らかくなるまで煮込み、冷たくして食べるのは、トルコのお得意技。野菜はさやいんげん、ほうれん草、じゃがいも、ポロネギ、芽キャベツ、アーティチョークに、インゲン豆、うずら豆、そら豆といった豆類など、実にさまざま。定番野菜をはじめ、その季節にとれる食材をつかって作られるため、その種類たるや数え切れない。
作ってから1日くらいおくと、味が馴染み(食材にもよるけれど)、“野菜ってなんておいしいんだろう…!”
野菜をシンプルにいただく旨さ、味を馴染ませることでうまれる甘みと旨み、油の旨みをしみじみと実感してしまう。
普段は油の摂りすぎには多少注意しているワタシだが、このときとばかりは、このおいしさはやっぱり油のおかげよね、油バンザイ!なんていいながらバクバクと。メインにいきつく前に、オナカがいっぱいになってしまうことも多々。
トルコではオリーブオイルを多めに使いますが、日本では多少油の量を減らしているところもあるように思います。