文明の力を取り入れた乳製品作り
手順は、プラスチックの白い入れものに乳をいれ、土台部分のハンドルを回し、濃厚なクリーム(右)と脱脂乳(左)に分ける。クリームはパンにつけたりミルクティーに入れ、脱脂乳はヨーグルトやチーズを作る材料となる。
乳を遠心分離機にかけ終わったら、最後に土台部分内に残ったクリームをしっかりと取りのぞいていたのだが、家畜から得られた貴重な産物への感謝の心がこんなところにもしっかりと反映されているのを目の当たりにした一方で、日本の飲食店からでる大量の廃棄物がふと頭をよぎったのだった。
次はモンゴルで「赤い食べもの」と呼ばれている肉料理のご紹介。
■モンゴルの食紀行INDEX