タイ料理/東京のタイ料理店

辛いばかりがタイ料理ではない!?【3】(4ページ目)

ついに人気のあの麺料理やいま日本でも人気急上昇中のあの料理も登場!辛くないタイの実力選手が目白押しだ!

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

パッタイ
タイの焼きそば「パッタイ」。お店によって油っぽかったり、当たりはずれがある料理ではあるけれど。。。
麺類はひとつだけ、と言っておきながら、この料理も紹介したい・・・というのが、「パッタイ」と呼ばれるタイの焼きそば(写真右)と「コエチャップ」(写真右下)という汁麺。このふたつ、実に当たりはずれがある料理だが、当たると本当に美味しいので、頭の片隅にでも覚えておいていただけたらと。

さて、今回いろいろと辛くない料理を紹介してきたが、タイには辛くない“おいしい”料理もたくさんあるというのがおわかりいただけたであろうか。“タイ料理は辛いから・・・”と敬遠しないで、これを機会にぜひいろいろとトライしていただきたい。

そして少し慣れてきたら、“ちょい辛料理”にチャレンジを!
辛くない料理はもちろん美味しいけれど、やっぱりタイ料理の「味の深さ」を存分に味わうには、「辛い、甘い、酸っぱい、しょっぱい」が奏でる四重奏にあると思うから。

コエチャップ
モツがはいったタイ東北地方の麺料理「コエチャップ」
個人的には、甘さが控えめで辛みがバシッときいたタイ料理が好きなのだが、タイ料理は辛ければ辛いほど本場の味、とは言いきれない、とわたしは思っている。(“辛くなくちゃタイ料理通じゃない!”というかたもいるけれど、もちろんそれはそれでいいと思いますよ。)

辛すぎると味がわからなくなるし、タイ料理の特徴ともいえる四重奏のハーモニーが崩れてしまうと思うから。そんな想いから、ワタシは辛い料理の合間には時々辛くない料理を食べることにしている。

「マイペイライ(気にしない)」
これはタイ人が口癖のようによく使う言葉なのだが、辛い料理ばかりを注文するもしないも、辛さをアップさせるもさせないも、すべては個人のお好み次第。こうでなければいけない、などというのはタイ料理にはないので、タイ料理を食べるときは、細かいことはあまり気にせずに、「マンペイライ」精神で気軽に楽しんでいただきたい。

辛いないばかりがタイ料理ではない!?【1】
辛いないばかりがタイ料理ではない!?【2】
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