カメルーンってどんな国?
カメルーン、正式国名はカメルーン共和国。この国は、ギニア湾に面し、西アフリカのナイジェリアの南、コンゴ共和国の北、中央アフリカの西に位置している。カメルーンといえば、サッカーのワールドカップのとき、選手達がなかなか来日しなかった(笑)、ということで一躍有名になったことが記憶に新しい。
当時、サッカーがなければ決して出会うことがなかった、遠いアフリカの1国を、大分県の小さな村「中津江村」の人々が一段となってカメルーンの選手達を応援し、そして選手達はそれに陽気な笑顔で応え、最後は涙でお別れをしたという光景を、わたしはいまでも鮮明に覚えている。この一件で、カメルーンという国がとても身近に感じられ、現地ではどのような生活をして、どんな料理を食べているんだろう・・・この国のことが気になってしかたなくなったものだ。
生活や歴史、政治などの詳しい情報はこちら↓をご覧いただくこととして、料理について、池袋の「オー・ビレッジ」の料理写真をもとに紹介したいと思う。
■・Wikipediaウィキペディア
■外務省
カメルーン料理とは?
カメルーンの主食の一部。写真左から、ターメリック風味の炊き込みご飯、穀類を粉にして練り上げた「フーフー」。 |
民族や地域によって異なるようだが、主食はとうもろこし、キャッサバ、ヤムイモなどのイモ類、バナナ(甘みのないもの)、米、粟類、豆、パスタ、パンなどたくさんある。といっても、イモ類やとうもろこしが一般的のようだ。
イモ類やとうもろこしは、天日で干した後粉にし、熱湯でこねて団子状にしてから、野菜と肉を煮込んだソースつけて食べる。米はそのまま炊いただけのものであったり、ターメリックなどを加えて炊き込みご飯にしたりする。そしてバナナは、焼いたり揚げ、スパイスをまぶしたり、そのままおやつにして食している。