圧巻の肉料理!
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前菜の「オマール海老のジュレ、北海道産生ウニ、蕪のクーリ」(2,100円) |
前菜2品は、野菜や魚介の香りが生きたサッパリテイスト。この日はけっこう暖かかったので、心地よくいただけました。
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「フランス産ラベル・ルージュ背肉のポワレ、市場からの季節野菜を添えて(お2人様より)」(1人前2,625円)。こんなに興奮されられた豚肉料理は久々! |
そして、それに続く3品の肉料理が素晴らしかった! 「フランス産ラベル・ルージュ背肉のポワレ、市場からの季節野菜を添えて(お2人様より)」(1人前2,625円)は、その豊満な肉質&きめ細かさが印象的。適度な噛み応えとともに感じるなめらかな舌触りが、他の豚肉と一線を画します。ロゼ色の断面を見てもわかる通り、火入れに関してもつけ入る隙はありません。久々に豚肉料理の傑作品と出逢えた感じです。
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火入れ加減抜群の「仔羊骨付き背肉のロティ、そのジュ風味(お2人様より)」(1人前2,625円)。 |
「仔羊骨付き背肉のロティ、そのジュ風味(お2人様より)」(1人前2,625円)は、旨みが強烈に強いというわけではありませんが、そのやわらかさ、溢れ出す肉汁の量が、火入れ技術の見事さを物語っています。また、つけあわせとして添えられたビネト産のアスパラからも、かみ締めた瞬間に香り、エキスが充満。この尋常ではないみずみずしさは、未だに忘れられません。
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噛み締めるほどにおいしい「岩手産牛ランプ肉のポワレ、ゲランド産の海粒塩、赤ワインソース」(3,150円)。 |
「岩手産牛ランプ肉のポワレ、ゲランド産の海粒塩、赤ワインソース」(3,150円)は、噛むほどに溢れる肉の旨みですね。サシがもたらす旨さではなく、肉本来の味がジーンと心に響きます。キレのある赤ワインソースと、海粒塩のメリハリのある塩気が、味わいの決め手になっていますね。
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食後のデセール「いちごのミルフィユ グラス添え」などについて。