・アヴァンデセール と キャフェ
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アヴァンデセール |
キャフェ |
アヴァン・デセールは「ジャスミンのアイス」に「スイカ」。和食で「スイカ」を食べても何も感じませんが、フレンチで「スイカ」を食べると、食材のアウェイ感というか、どこか懐かしい原風景的な「日本の夏」みたいなものを感じますね。
・グラシアニ特製ワゴンデセール
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グラシアニ特製ワゴンデセール |
デザートは「ワゴンデセール」で登場します。この中から好きなものを選べますし、全部盛り合わせもオッケー(ただし、6名以上の場合はワゴンより5種お任せデザートとなります)。もちろん、私は全部盛りをいただきましたが、それぞれがバラエティに富んでいるので、数は沢山あっても食べ飽きないのです。どれ1つソツのない正統派な仕上がりですし、これなら老若男女関係なく楽しめますね。
最近はワゴン・デセールを出してくるレストラン(グランメゾン)は少なくなってきていますが、こういったスタイルを残しているところに、グランメゾンらしさというか、フランス料理のクラシックな良い部分を大切にされている姿勢を感じます。
・プティフール
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プティフール |
ワゴン・デセールだけでも盛り沢山だったのに、何とプティフールまで多種多様に登場! ランチにも関わらず、これだけのスイーツ尽くしというのは、さすがに嬉しすぎる内容ですね。やはり、料理後の小菓子でサービスし過ぎな感があるのが「グランメゾン」の嬉しいところ。とりわけトーク好きな女性陣にとっては、最高のティータイムになるでしょう。尚、春~初夏にかけてはテラス席でもいただけるようです。
日本とフランスのマリアージュ
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バー&ウェイティングルーム。グラシアニさんの写真も飾られています。 |
伝統の軸は大切にしながらも、「和」のエッセンスや「流行」を取り入れたエレガントな料理世界は、日本文化と異文化が共存する神戸を象徴するかのような、まさに「日本とフランスのマリアージュ」。
神戸ならではの本物の「異人館」という得難い雰囲気の中、「グランメゾン」という名前に相応しいひと時が過ごせる一軒です。
注) 「グランメゾン グラシアニ」は火災での消失後、2013年9月に「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」として復活リニューアルスタートされました。
当記事はリニューアル前の過去記事となります。