地産地消を地でいくイタリアン

アイーダ
アイーダの外観。ヴィラも併設されています。
京都からJR「スーパーくろしお号」で和歌山へ、そこからさらに天井で扇風機の回るレトロな鈍行列車に乗り換えて、鄙びた景色を楽しむこと20分。訪問先のイタリアンに一番近い「岩出駅」に降り立ちます。タクシーに乗ってそのリストランテの名前を告げると、「昨日も東京からというお客さんをお乗せしました。」という返事。そう、全国のイタリアン・フリークを惹きつけてやまないその一軒家リストランテこそ「ヴィラ・アイーダ(Villa AiDA)」です。
AIDA
アイーダの美麗な店内。心地良く食事が愉しめます。


夫婦二人三脚の軌跡

アルフォンソ。
この写真はソレント郊外にある「ドン・アルフォンソ」。この店もヴィラや自家菜園が魅力の一軒なのです。
シェフの小林寛司さんは南イタリアのソレント郊外の高級店「ドン・アルフォンソ1890」等で修業後帰国、和歌山の岩出ならではのイタリアン「Ristorante AiDA(リストランテ アイーダ)」を開店。その後、マダムの小林有巳さん(以前大阪にあった「ル・ピリエ」のシェフ)とご結婚され、2007年には宿泊可能なヴィラを増築し、レストランに宿泊施設もついた「Villa AiDA(ヴィラ・アイーダ)」となりました。

AIDA。 アイーダ。
手書きの案内板が温かみを感じさせます。 ガーデンにはテラスもあります。

店の横には自家菜園畑

畑。
店の裏にある自家農園
「ヴィラ・アイーダ」では、自家栽培の野菜やハーブを始め、契約農家打田町宮楠さんの野菜など、「地産地消」をコンセプトに、田舎町で愉しむ郷土料理(=真のイタリアン)を、和歌山という地で、再現されています。

オリーブ。 青唐。
自家菜園で採れるオリーブ 太陽の下で緑が眩しい実りをつけています。
最近は、山形の「アル・ケッチァーノ」を始め、地方だからこそ描き出すことの出来る「地産地消」の地元イタリアンが注目を集めていますが、これは「真のイタリアンとは郷土料理にある」という良い意味での原点回帰なのでしょう。日本のイタリアン・シーンも、本場イタリア料理の模倣時代から、いよいよ次世代イタリアン(=郷土料理)に転換しつつある、実に素晴らしい流れといえますね。
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ウェイティングルーム。 インテリア。
どれも凝ったインテリアばかり テーブルを華やかに演出する小物達

テーブル席。 内装。
窓からの日差しが心地良いテーブル席 白を基調とした内装が落ち着きます。

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