オーナーの情熱が生んだグランメゾン

コートドール
石造りの外観。
札幌市民の憩いの場「円山公園」から目と鼻の先の閑静な住宅街「宮ケ丘」に、石造りの要塞のようなひときわ目立つ建物があります。そう、ここが北海道で名を馳せる名フレンチ「コートドール札幌(COTE D'OR SAPPORO)」。

注) 2013年現在、中本シェフはコートドール札幌を退店されています。この記事は執筆当時の過去記事となります。
 
プレート。
心を打たれるメッセージ。
入り口横の壁には「食を愛するすべての方へこのレストランを捧げます」というオーナーからのフランス語メッセージプレートがはめ込まれており、このメッセージを胸に、店内へのドアを開きます。
 

ムーディなイントロダクション

ウェイティングバー。
ウェイティングバーの内装。
外から中を見ることができないので、期待にドキドキしながらドアを開けて中に入ると、1階はフロリストになっており、拭き抜けになっているホールを2階まで上がると、そこがレストランの入り口です。

「お待ちしておりました」と笑顔で迎えられ、まず案内されたのは右手にあるウェイテイングバー。ほの暗いスペースに、アーティスティックに活けられた生花が天井からのライティングに浮かび上がり、メインダイニングに案内されるまでの時間が幻想的なインテルメッツォの感。
 

歴史を感じる三つ星のメニュー達

メニュー。 店内。
額に入っているのは本場フランスの星付きレストランメニュー。 程良い日差しが心地良い店内。
案内されてさらに階段を昇り切ると、そこは日の光が差し込む広々としたメインダイニング。シンプルモダンなインテリアの随所にふんだんに活けられた生花が目を楽しませてくれます。

この日に案内されたテーブルは、すぐ横の壁にオーナー若狭氏が、これまで渡仏の際に訪れた3つ星の名レストラン計8店のメニュー(実物)が誇らしげに掲げられている奥まった特上席。壁に飾られた三つ星のメニューを見ていると、オーナーのフランスへの情熱と共に、「私達、コートドールも負けないぞ」という気概がビンビン伝わってきます。
 
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