メイン料理とデザートの数々
・「イベリコ豚ホホ肉のグリル 温度卵とアンチョビソース」イベリコ豚の旨味がよく活かされたメイン料理。 |
こちらはコースランチで出たメイン肉料理。イベリコ豚というと、どうしても濃い味付けの料理が多いですが、この料理はアンチョビソースを使っていながらも、とても優しく繊細な味わいで、唐辛子と温度卵、アンチョビによる三位一体感溢れる風味を織り成しています。
・「岩手県花巻ホロホロ鳥のカラブリア風 唐辛子煮込み」
メインですら豊富に用意された郷土料理の数々に、シェフの引き出しの多さを感じられます。 |
こちらはディナーからの一品。カラブリア風ということでピリカラに仕上がっていますが、そのピリカラ加減が巧みで、食欲をそそらせるアクセントに! また、柔らかく煮込まれた国産ホロホロ鶏が、膨らみのある旨味を存分に主張しています。
・「ジャンドゥイオットのタルト」
料理だけではなく、デザートのクオリティも高い。 |
ドルチェはもちろんピエモンテ州名物ジャンドゥイオット!(ヘーゼルナッツ粉入りチョコレートを使ったタルト)。ぽよん、としたルックスが可愛いですが、味わいは大人味で、こってり濃厚ながらキレ抜群の甘味加減でとってもエアリーな仕上がり。添えられたバニラのジェラートも実にファンタスティコ! ショコラ好きの方(特に男性)にはオススメしたい一品ですね。
季節毎に訪れたい郷土料理の魅力
イタリアへの愛と情熱が伝わってくるメニューの凝り方と豊富さで、イタリア通・イタリアンラヴァーの方なら、思わず「おぉ!」と笑みを浮かべて唸ってしまうことうけあい。メニューを見ているだけでイタリア好きのDNAが激しく揺さぶられます。わざわざイタリアにまで足を伸ばさなくても、ここに来れば、リーズナブルな価格で美味しい郷土料理達と再会できるでしょう。
注) 「タベルナ・デッレ・トレ・ルマーケ」は2015年7月に「LACERBA (ラチェルバ)」と店名を変え、北新地の「新ダイビル」に移転されました。当記事は2007年時点の過去記事となります。新ダイビル&中之島ダイビルに関する移転情報はこちらで。