紅白にも負けない!? 世紀の豪華イベントです
RUSHCRUISE R.18 @新宿コマ劇場 2008年11月2日(日)15:30開場 17:00開演 |
年内でその歴史に幕を閉じることが決定している新宿コマ劇場。1956年の開業以来、美空ひばり、北島三郎、小林幸子、松平健ら、錚々たる大御所の方々の公演が行われてきた演歌の聖地であり、大晦日には「年忘れにっぽんの歌」の生中継が行われてきたことでも有名です。「We will rock you」などの数々のミュージカル公演も開催されてきました。
内側と外側で逆回転したり、回りながら上がったり下がったりという大がかりな舞台装置を駆使して、数々のド派手な演出が繰り広げられてきたコマ劇場。そんな由緒あるステージに、なんと全国からドラァグクイーン40名余り、GO-GO BOYやイケメンダンサーを含む総勢100名のパフォーマーが集結して一大ゲイイベント「RUSH CRUISE」が開催されることになりました。
知らない方のためにご説明すると、ドラァグクイーンとは、紅白の美川憲一さんや宝塚のフィナーレバリに派手な「女装」(女を過剰にデフォルメしすぎた感じ)、あるいは、はるな愛や渡辺直美のネタよりも面白いっていうかああいうのを何十年も前からやってきた「女装」(二丁目の伝統芸能)のこと。そしてGO-GO BOYとはゲイナイト(クラブパーティ)で活躍するSEXYなダンサーのことです。1人でも相当かさばったりキャラ立ちしてるドラァグクイーンが40人も集まり、そのうえイケメンダンサーも…これはえらい騒ぎになります。あの広いステージがすべて衣装や羽根や男の色気で埋めつくされ、回ったり、天井まで上がったり、空だって飛んじゃうかもしれません。
そんなとんでもないイベントを、2000人ものゲイ(とお友達)だらけで楽しむという前代未聞の大事件。コマ劇史上、そしてゲイ史上に残る世紀の大イベントです。(ちなみに後藤もジュヌヴィエーヴという汚女装として末席ながら出演します♪)
しかもこの「RUSH CRUISE」、島倉千代子さんをゲストにお迎えすることが決定したそうです。ここ数年、有名ミュージシャン(全員知ってるあの人やこの人…でも週刊誌が叩いたりするからなかなか公開できないんです)がゲイイベントにゲスト出演することが相次いでいましたが、おそらく演歌歌手がオフィシャルに出演するのは初めてではないでしょうか。騙されて多額の借金を背負い、辛酸を嘗め尽くしてきたという、おちよさん。コマ劇場のステージで生「人生いろいろ」を聴いた日には、思わず涙がこぼれるに決まってる…ハンカチなしには聴けないよ!
スケールでかすぎ! いったい誰が何のために企画したの? →