男性は、家計を二人で支えたい
これからは、夫婦も共働きが主流になる。 |
『「婚活」時代』の著者、山田昌弘氏の2002年統計では、25~34歳の未婚女性の40%が相手の600万円以上の年収ある男性を望んでいますが、その対象となる25~34歳の未婚男性は、わずか3.5%しかいません。
景気の悪化で、専業主婦志望の女性も増えているようですが、玉の輿に乗ることが、かなりの難関であることが統計では示されています。
年収の高い男性ほど、依存する女性を敬遠する
ところで、一方の年収の高い男性は、どんな女性を望んでいるのでしょうか?専業主婦志望の女性に魅かれるのでしょうか?歯科医師の32歳のEさんは、「以前、友人に頼まれて、男性医師が多いと銘打った結婚紹介所のパーティーに参加したことがあります。職業が医者という以外は、僕のことをほとんど知らないのに、結婚したいオーラ全開でセマってくる女性は、何か不自然というか、恐ろしかった」と話していました。
また、海外の大学を卒業し現在5つの会社を経営している34歳のKさんにも、タイプの女性を聞いてみました。
「頑張っている女性がいい。最近は、楽しようとしている女性ばっかり。とにかく稼ぐ力がないと困る」と言います。
彼の年収を想像すれば、パートナーの収入が必要な生活ではないはずです。しかし、それでも相手に「稼ぐ力」を求めるのは、なぜでしょうか?そのことをKさんに質問しました。