西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

単なる肉食化ではない!an・anのSEX特集(3ページ目)

4月14日に発売された『an・an』のセックス特集を分析!自分の性欲や発情を肯定的に認識しづらい女性にとって、『an・an』は非常に大きなインパクトをもたらしました。今後の男女関係はどうなるか?

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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男性は、女性に何を期待すべきか?

2009年のセックス特集は、向井理さんが巻頭ヌードを飾った。
2009年のセックス特集は、向井理さんが巻頭ヌードを飾った。
先日、肉食女子を自認するメンバーの女子会に参加したところ、PR会社に勤める31歳のエピソードが話題になりました。その女性は、ある男性から「知り合いの女性が性について率直にオープンに話すのはいいけど、自分の彼女や奥さんに話されると引くなー」と言われたそうです。それを聞いた、他のメンバーたちからは、「そういう発言をする男性は、大抵ヘタれか、セックスが下手」との声が続出していました。

エロスにおける恥じらいは、官能を大きく左右する重要な要素です。しかし、そのこととカップルの間で、性についても建設的に語れることは、別問題です。間違った思い込みから解放され、不必要な我慢を強いる関係こそ解体していくべきでしょう。
最近『週刊現代』も、頻繁にセックスをテーマにした記事を扱い、部数を伸ばしているそうですが、ここでも女性の声を聞いた上での、セックス技術が取り上げられていました。男性にも、女性とセックスについて、気さくに話しながら楽しめるような姿勢を推奨してもらいたいです!

世間では、恋愛以上に、「セックスは男性がリードするもの」と思われがちです。しかし、女性が、性を肯定的に捉え、知識を得て、もっと能動的になれば、「セックスは二人で作る」という意識が拡がり、男性への心理的な負担も減少していくはずです。妊娠や性感染症の知識と同様に、性を楽しむための技術も、人生を豊かにするために、身につけたいものですね。


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