西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

彼はあなたの運命の人?脱「運命の人」幻想(3ページ目)

世界にたった一人いる「運命の人」の存在を信じることで、恋愛や結婚においてある種の弊害が生まれてしまう可能性について考えてみます!『二人で生きる技術』の著者である大塚さんとの対談第2弾です!

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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「運命の人」と信じることで、何がマイナスにつながるの?

実体験の中から獲得された大塚さんの「生きる技術」は、どれも大変説得力がある。
実体験の中から獲得された大塚さんの「生きる技術」は、どれも大変説得力がある。
ガイド西郷:では、「運命の人」を信じることは、「関係作りを目指す上ではマイナス」と大塚さんが考えた理由も教えていただけますか?

大塚さん:「運命の人」という考え方には、関係を育んでいく際には、「二人の努力がとても大事」という考え方とは相容れない部分があると思うんです。努力しようがしまいが、それは運命だったのだということになっちゃうから。それって、「こんなに努力したり苦労しなきゃいけないのは、あの人が運命の人ではないからじゃないか」なんていう考えも生んでしまうでしょ。それじゃ頑張りも効かなくなってしまう。

ガイド西郷:この人と一緒になれば、幸せが100%保証されている相手=「運命の人」と勘違いすると、「相手が運命の人だったら、こんなに苦労するはずない!」と単純に思ってしまうわけですよね。「運命の人がいる」という発想をすると、いつまでも完成された「理想の王子様」を求めてしまいますよね?

大塚さん:そういう人は、2丁目(新宿2丁目を中心としたゲイタウン)にも、いくらでもいますよ(笑)。

ガイド西郷:お~、そういう幻想は、異性愛者も同性愛者も変わらないんですね(笑)。

大塚さん:まだ理想の人が出てこないとか、そこまで気持ちを強く入れられる人が出てこないとかね。自分の気持ちが動かないのは、そういう人が出てこないからと思っている人が圧倒的に多いような気がします。気持ちは自分で、アゲていくしかないんですよ。
だから人を求める気持ちが冷めちゃったら、けっこう大変ですよ。一度冷めちゃったら、その先、誰かとの関係を始めるチャンスはそんなにはないんじゃないかな。そういう冷めた人はたくさん知っています。でも、冷めたからって不幸じゃないんですよ。皆、その後の人生も楽しそうにやっていますから。だから、それもありだなとも思う。ただ、二人の関係を持ちたいと思っているならば、冷ましちゃダメだと思う。

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