まるで絵本から絵が飛び出すような!表現の豊かさが2倍に!
女性器を手話で表すと「逆三角形」になります! |
大橋ひろえさん:私たち、サイン アート プロジェクト.アジアンは手話と芝居、音楽をコラボさせたパフォーマンス団体ですから、聞こえる方も、聞こえない方も、一緒に見て楽しめるような舞台を作るということが、コンセプトなんです。
聞こえる人と聞こえない人が一緒になって演劇しているのはありますが、聞こえない人がプロデューサーは、私が初めてということなので、いろんな意味で私もお勉強はさせてもらっているのですが、大変ですね(笑)。
この作品も、アメリカとヨーロッパは結構有名で、手話もやっているんですよ。でも、アジアではこの日本公演が初めてになると思います。
ガイド西郷:その手話と朗読を融合した演出の魅力は、どういうところにありますか?
耳の聞こえないプロデューサー兼女優に挑戦します! |
大橋ひろえさん:手話は、聞こえない人から見るとごく当たり前なのですが、逆に聞こえる方が見ると、「聞く」と「見る」の両方になり2倍楽しめます。手話が踊っているように見えたり、ときには音楽のような感じだったり、または絵本から絵が飛び出すような、さまざまな表現の豊かさを味わっていただけると思います!
西郷さんは、劇で演じられた時に、出た後にどんな気持ちになりました?
ガイド西郷:女性であることの楽しさや自信を得て、YESもNOもきちんと声に出して主張していきたい、という気持ちになりました。私は、もともと意見をはっきり言う性格ですが、ますます拍車が掛かったというか(笑)。あと、自分の言葉では今まで言えなかったことも、台詞を借りて堂々と口にできる楽しさもありましたね。
大橋さん:分かる分かる(笑)。観客は、どの部分で一番反応が大きかったですか?