どんなライフスタイルを選ぶかは、あなたの自由。しかし焦って結婚を決めようとするのはちょっと待って。いかなる事情があろうとも、安易に結婚を決めるのは不幸のもと。「憧れの結婚生活」を望むならば、以下の項目について内観してみましょう。
取り残される不安から結婚を焦るのは危険
とうとう同期女子で独身は私ひとり。素直に「おめでとう」と言えない自分がもどかしい。 |
今まで結婚について考えたこともなかった人にとっては、自分の人生を見つめ直すいい機会ともいえます。しかし親しい人が結婚したことで取り残されたような孤独を感じ、結婚にその解決法を求めるのは間違いのもと。
たとえ誰かと結婚しても、夫と一生添い遂げるかどうかはわかりません。離別や死別など、想定外にひとりぼっちになるかもしれない未来は、誰にも予測できないもの。孤独を暫定的に埋めても、その場限りの解決にしかなりません。寂しさから逃げず、孤独と上手に付き合える自立した女を目指して。
出産のタイムリミットを伸ばす体づくり
これが最も女性の婚期を左右する問題。いくら女性の身体年齢や健康状態が年々向上傾向にあるとしても、子供を持つ時期というのは、できれば人生設計を狂わせないよう計画的に進めたいもの。結婚後も仕事を続ける予定ならなおのことです。しかしそれだって相手ありき。ひとりじゃ子供は作れません。本当に子供を望むのであれば、極論ですが、結婚そのものと出産を切り離すことだって物理的には可能です。
結婚を焦るよりも先に、まずは肉体の整備を。婦人科での検査、出産や子育てに対応できる体力作りは、パートナーの有無に関係なくできる準備ですから。いつでもOKな身体にしておくことは、女としての自信にもつながります。
結婚を逃げ道にしない
たとえば、仕事がイヤになったとき。失業してしまったとき。「結婚して専業主婦になれば、もう働かなくていいじゃん」と婚活に走るのは、いささかお気楽すぎる発想です。今の世の中、妻子を養うのに充分なほど稼いでいる男性のほうが少数です。それだけ稼いでいる男性と出会う確率、さらにあなたを妻に選ぶ確率を考えたら……現実的ではないですよね。
仕事以外にも、たとえば失恋して落ち込んでいる時期に、寂しさを埋めるための婚活や、元彼に後悔させてやるための腹いせで、適当な相手と結婚を決めるのも問題です。一時しのぎで人生の大事な決断をしていいのですか? もっと自分を大事にしましょう。
まだまだ続きます。