反応が薄い
嬉しかった話や辛かった話など、話し手が感情を込めて話していますが、相づちは打つものの、正直なところ興味がなくて……。
●聞き下手例
A「実は子どものころ、ずっと苛められてて」
B「ふーん……」
A「仕返しする勇気もないから、じっと耐えてたんだけど」
B「へぇ……」
A「話聞いてる?」
感情が強く出ている会話では、相手は共感を求めて話をしています。相手が辛そうな表情をしていたら辛そうな表情で、嬉しそうな表情なら嬉しそうな表情で聞くと、話に共感してながら聞いているように見えるでしょう。
相づちが過剰
恋愛本に「聞き上手になるためには相づちを打つ」と書いてあるのを読んで、とにかく実践してみよう思ったのですが……。
●聞き下手例
A「今日すごいことがあって」
B「うん!うん!」
A「朝の占いが」
B「うん!うん!」
A「1位で」
B「うん!うん!」
A「……やっぱいい」
話にかぶるほど相づちを打つと、相手は会話テンポを崩されて不愉快に。また、相づちが小刻み過ぎると軽く聞こえるので、話を受け止めていないように見えます。相づちは適度なテンポと頻度で打つように心がけてください。
人には話したい欲求がある!
会話にリズム感を持たせるように相づちを打てば、相手は心地良く喋ることができます |
人間には、話をしたいという基本的な欲求があるので、聞き上手のニーズは高いです。「誰かに求められたい」と思うなら、まずは聞き下手ポイントを直し、話させ上手を目指してみましょう。
あなたの周りにも「この人と話すと饒舌になるんだよなぁ」と感じる話させ上手がいるはず。その人がどんなテンポで相づちを打っているのか、どんな表情をしているのか、どこで自分の意見を出すのか観察してみてください。きっと、聞き上手になるテクニックが隠されていますよ。
【関連記事】
・男性をイラッとさせるダメトーク