まず太鼓の練習から
会場の照明が落ちて、観客へのリハーサルの始まりです。ステージ上にMCが2人登場。1人はCTV(カナダのテレビ局)でおなじみのお天気キャスターの女性でした。実際のレクチャーは、会場担当の女性が行ない、大スクリーンにも彼女が映し出されます。まずは太鼓を両手で持って立ち上がる、最初のカウントダウンの練習。会場が10パートに分けられ、カウントダウンの声とともに「10」番から順に立ち上がっていくのです。私たちは「9」でした。
本番では会場全体が暗くなり、カウントダウンとともに、立ち上がる客席がその数字でライトアップされるという演出でした。数字は分かりやすかったけど、私たちが立ち上がっているのは、いまいち見えにくかったみたい……。
次に叩き方の練習です。写真のように、箱の底の穴に指を入れて持ち、バチで叩きます。叩くリズムだけでなく、太鼓をまわすなど多少の動きもあるので、みんな一生懸命。そして楽しそう♪
ライトはちょっと難しい
でも、みんな揃うと、ご覧の通りとてもきれいで、練習中でも会場からため息がもれるほどでした。
こちらのほうが難しい演出だったで、本番ではほとんど成功しませんでした(泣)。それでもきれいだったから、結果オーライです!
大変なのは、開会式の内容を知らないで、太鼓やライトの練習をしているから。プログラムが極秘のため、この曲でライトを使う……というようなレクチャーができないのです。本番では、けっこう慌てました。
そして、開会式が始まりました!
冒頭でバンクーバーを紹介する映像が流れると、住んでいた頃のことを思い出し、ブワ~ッと涙が……。それは、今回長期でバンクーバーに来た理由にも関係あるのです。
そこには、こんなウラ話が……