国際結婚/国際結婚アーカイブ

バンクーバー五輪、開会式と夫婦のウラ話(2ページ目)

バンクーバー冬季五輪を、私たちは現地に長期滞在して観戦しました。そこにはある「約束」があったから。最初に見た開会式のウラ側をご紹介するとともに、国際結婚夫婦ならではのウラ話もこっそりお伝えします。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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舞台装置はスペクタクル

(本番前)
まだ人が少ないので、ステージの近くまで行ってみました。

天井から下がっている装置は、内部が何重ものカーテンのようになっています。後で本番を見て、オーロラのように見える仕掛けになっていたのだと分かりました。

ステージ横に隠されていたのは下に見える装置。いったい何になるのだろう?と思っていたら……

(本番中)
そう、あの白クマだったのです! 右の写真は本番中のもの。その前の段階では、何になるのか、まったく分かりませんでした。
オーロラと白クマ、まるで北極にいるかのようなシーンです。



この巨大なスロープを見て、ここから誰かが滑って出てくるであろうことはすぐに分かったのですが、まさか五輪の輪をくぐるとは思ってもみませんでした。カッコよかったですよね。



開会式パックは楽し♪

開会式パックの箱は、カナダ先住民の太鼓を模したものでした。テレビなどでよく演奏している光景を見ているので、みんな叩き方は何となく知っているのです。箱の底に2つ穴があいていて、そこに指を入れて持つしくみになっており、バチで叩きます。


箱を開けてみると、中には、太鼓のバチ、演出に使う2種類のライト、白い不織布製のポンチョ、そしてカナダ国旗が入っていました。





ライトをつけてみると、こんな感じです。

右の太いほうが先に使うカラーライト。光の色が変わるよう、ガラスの部分に1~4まで番号がついたカラーフィルムが貼ってあります。これで大会のシンボルカラーであるグリーンからブルーのグラデーションを、光でも表現できるわけですね。私たちは1番でブルーでした。

左はキャンドルライトで1色のみ。ろうそくの光のような、やさしい色になります。

これで何をするのでしょう!?


練習は楽し、本番は忙し……


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