忘年会と自分の送別会と
話はさかのぼって、年末年始はどう過ごされたか、うかがってみました。年末はとにかく忙しかったそうです。そう、直美さんは長年務めた銀行を年内で退職。その準備や引き継ぎなどでバタバタしていたそうです。転勤の多いお仕事でしたが、その分、いろいろな支店にいる方々から「お疲れ様」メールをいただいて、とてもうれしかったとか。
時節柄、当然忘年会などもあるわけで、その幹事になっていた直美さんは、自分の送別会もあったため、とりわけ忙しかったご様子……。
忘年会で、上司とともに。メイクもすごい! |
えっ、サルの着ぐるみ!? 今後、どんな時に必要になるんだろう?……と思いながら、送られてきた写真に大爆笑してしまったガイドでした。
その頃、既に直美さんにはある“予感”があったのです……。
再びコウノトリがやってきた!
12月上旬、直美さんはパートの先輩にしきりにこう言っていました。「なんかいるような気がするんですよね~」
そうなのです、また彼女のカンが働いていたのです。1日には生理があったそうですが、それでも「なにかいる」感覚が無くならない……。
さっそく妊娠検査薬で調べました。最初は陰性。しばらくして、忘年会でお酒を飲まなければならないので、また検査。また陰性。それでも「いるような気がして」いました。
直美さんの実家で年越しをし、明けて1月2日。この日はスコットさんの誕生日でした。そして、早朝からスノボーに行くことになっていました。その時、「検査したら出るかな…」との予感があったそうです。
出かける前にアパートでチェックしてみると、最初は出なかったのに、10分後位にうっすらと線が……!
「これ、+(プラス)に見えない!?」
「見える!」
直美さん、妊娠していたのです!!
あのつらかった流産の体験から8カ月。コウノトリは再びスコットさんと直美さんのもとに来てくれました。2人にとって新年早々の素晴らしいお年玉、そしてスコットさんにとっては、最高のバースデー・プレゼントとなったのです♪
病院に行って検査を受けると……