「奥さんも人間だから(笑)」
シングルスの逆転負けについて聞かれたときに「最後は疲れたんでしょう、奥さんも人間だから(笑)。でも、決勝に出ただけで素晴らしい結果。それどころかダブルスは優勝なんだから。ご苦労様って言いたい」(MSN産経ニュース)かつての現役時代もそうでしたが、世界のトップクラスの選手たちと対等に戦っていた伊達さんは、心身ともにタフで頑強なイメージがあります。今回の37歳での復帰と活躍で、ますますそのイメージが強くなっちゃったかも……?
クルムさんのこの言葉は、ユーモアを交えながらも何気に彼女をかばっていて、女性らしい柔な一面を我々に見せてくれているようで、けっこう心惹かれてしまった言葉でありました。
「大丈夫、ボクがついて行くから」
今後の試合の予定を聞かれたときに、「彼女がツアーに行きたいなら、ボクは100パーセント応援する」。ツアーに参戦すると離ればなれの日々が続いてしまうことになるが、「大丈夫、ボクがついて行くから」と……。(MSN産経ニュース)「夫が妻について行く」といえば、アノ宇宙飛行士・向井千秋さんの夫、“マキオちゃん”こと向井万起男さんの著書『君について行こう』が思い出されますね。このように発言する男性は、昔だったら「女々しい」とか「情けない」とか言われてしまいそうですが、現代では、奥様の才能や意志を尊重し、成長を見守る夫の度量の大きさを感じさせる言葉のように思います。逆に器の小さい男性ほど、口にできないかも……
「料理はしなくていいよ」
昨年9月からパーソナルトレーナーもつけ、週6日のトレーニングを始めた伊達さん。疲れて台所に立てない時は、夫のクルム氏が「料理はしなくていいよ」と声をかけてくれたそう。(デイリースポーツ)これ、主婦にとっていちばんありがたい言葉では……!?
さらに……
「疲れてるなら外食でいいじゃない」「お茶碗なんて誰が洗ったっていいじゃない」という言葉で、家事の手抜きができない伊達さんの気持ちを吹っ切らせてくれたのだそうです。(週刊文春)
う~ん、私なんて、疲れてなくても時々外食したくなっちゃう……(困)。忙しいときや気力がないとき、ダンナ様のほうからこう言ってもらえると、やはりありがたいですよね。クルムさん、ツボを心得ている!
妻の内面もよく見ているからこその発言は……