国際結婚/国際結婚アーカイブ

住民票

日本に住んでいると、いろいろな場面で必要になる「住民票」。でも、外国人配偶者は住民票をとることができません。一緒に日本に住んでいるのに、なぜ?

執筆者:シャウウェッカー 光代

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そもそも住民票って何?

日本人にとっては、慣れ親しんだものです。アパートを借りたり運転免許証を取る際など、何かというと住民票の写しが必要になりますよね。

住民票
住民票は自分が住んでいる所を証明するもの。国内外問わず、転出・転入の届け出などに関わってきます
そもそも住民票とは“自分の現住所を証明するもの”です。住民票に書かれているのは、主に次のような項目です。
  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 住所を定めた年月日
  • 世帯主の氏名、世帯主との続き柄
  • 前住所
  • 本籍
  • 筆頭者
  • 住民となった年月日
そのほか、選挙人名簿の登録、国民健康保険、国民年金などの基礎ともなっています。したがって、住所や世帯状況に変更が生じたときなどは、その旨、届け出をすることが必要になります。

必要なのは「住民票の写し」

住民(厳密に言うと「日本国籍の」が付く)は、現住所などを証明する必要がある場合に、自分の住んでいる市区町村役所の窓口で、「住民票の写し」(コピーではありませんので、ご注意を)を取ることになります。

この「住民票の写し」の書式は、法律では定められていないそうで、各市区町村役所で分かりやすい書式にしてよいことになっているそうです。つまり、日本全国同一ではない……。
ですから、上記の項目も、それぞれの地域で若干の相違があると思います。

余談ですが、この“各市区町村役所で違う”とか“地方自治体によって対応が異なる”という事態は、国際結婚に関連する諸手続きでもしばしば見受けられ、「なんで?」とギモンに思うことがよくあります。
「住民票の写し」の書式が統一されていないということも、ちょっと驚きですよね。

>>>しかし、外国人配偶者は住民票がとれません。なぜ……?

 

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